
3層の屋外空間が光と風を届ける、 内側に開いた開放的なおうち(東京都江東区117㎡の売買物件)
リビングからつながるスケスケの床に
その床を貫くように生えた樹木。
さらにはその下には
車まで見えていて…。
と、一見しただけでは全貌を
つかみきれないこちらの建物。
一体どのような空間に
なっているのでしょうか?
建て込んだ住宅地では、
南側にお庭を作ってそちらに向けて
大きな窓を設けたのに、
お隣さんの水回りの窓などが
正面に来てしまった、
なんてこともあり得ます。
屋外空間をあえて建物の中心に
持ってくることで、
気兼ねなく大開口を設けることが
できるようになるのですね。
なんとこちら、一部床補強をして
ピアノも置けるように
なっているとのこと。
吹き抜けでつながるリビングまで
心地よい音色で溢れそうですね。
こちらのおうちではこのお部屋も含め、
全ての建具が引き戸になっています。
開けたままでも邪魔にならず、
風や光が通り抜けやすい
空間になっていますね。
文・佐藤シュン 浜松で設計事務所をやりながら、黒猫と暮らしています。