あ、安政3年築...⁈ 江戸時代から建つお屋敷を借りられるチャンス!|神戸市北区 賃貸
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
痺れました…! 築150年超え、 つまり江戸時代に建てられた お屋敷です!
安政3年ごろに建てられたと 推定されるそう。 その頃といえば幕末、真っ只中。 数年前にペリーが来航して てんやわんやの時代ですね。 うおお、なんてかっこいい玄関…! 圧巻の貫禄に ドキドキしてしまいます。
レトロな丸い照明がぽっと灯り、 太い建材が暗闇に浮かぶ時間帯を 想像すると… アレ、いま何時代だっけ? と思わずにはいられなさそうな。
ここにどっしりと構えて、 時代の転換期を幾たびも 見てきたのでしょうねえ。 場所は神戸の淡河町。
一部、居住中の区画もあるそうですが、 あまりに広くて活用できず 眠っているお部屋たちがあるそう。 敷地図から伺えるとおり もはや小さなテーマパーク並みの 広さですものね…!
そこでこのたび、
ここを複合施設として
活用していく計画が立ち上がりました。
わあ、と思わず声が漏れてしまう 素晴らしき玄関土間…! 黒々とした建材と 繊細な建具。 土間の大きな石材も なんてご立派なことでしょう。 昔ながらの素材と構法のまま 残っているそう。 江戸時代から紡がれてきた、 ずっしりとした時間の重み。 たまらないですね…。 玄関土間と厨房、 6つのお座敷が飲食区画になります。 お庭に面するお座敷は 一層の特別感があります。
穏やかな緑が室内をやんわりと照らし、 細やかな建具の意匠が浮かび上がります。
すっと心が静かになるような、
なんとも上品な空間。
江戸時代は『お花見』といえば 桜だけでなく、 季節ごとに咲く萩や桜草など野の草花も 楽しんでいたそう。 そんな習慣も こんなに大きなお庭でなら 再現できそうです。 豊かな緑を眺めながら、 旬の食材をじっくり味わえたら 格別な時間になるだろうな…。
焼いたお餅を入れたぜんざいと、 渋めの緑茶なんかもいただいてみたい。 厨房の床も目を見張りますね! 一枚岩が敷き詰められた土間です。
機材も十分に置けそうな広さ。
複数人で働くのにも
不便しなさそうです。
しかも、かまども健在!
かまどを活かした料理も
検討できますね!
屋根に合わせて加工されたであろう 弓形のカーブが美しいです。 実は、土間は2つあります。 2つの土間の間には 通路があるのですが、 自然石の凹凸で造られていて 味があるんです。 こちらがもうひとつの土間。 県道側に面しています。 さらに、中庭にある蔵も 使えるそうな! 中は天井が高く 三角屋根になっています。
土間ふたつに、土蔵と蔵。
目一杯ものづくりに
精が出せる広さですね。
タイムスリップしたような心持ちで ここでゆっくり過ごせることを想像すると とてもワクワクします。 敷地内には今回の募集にくわえ レンタルオフィスなどが入居予定。 ちなみに共用駐車場は14台、 駐輪場は11台分を予定しているそうです。 三宮からは車で30分ほどで 大阪や阪神間からのアクセスも良好。 地域の人の憩いの場となり、 遠方の人も遊びに来たくなるような 町の拠点になるのでしょう。
この場が始動したら ぜひ遊びに行きたいものです!
入居にあたっては諸注意があるので、 ご応募の際には募集元でご一読ください。
文・戸田江美
デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e
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