拭き漆で仕上げたような
つややかな床、天井、建具。
思わず着物を着てみたくなる
大正ロマンなお部屋です。

お部屋は3階メゾネットの1LDK。
3階のバルコニーが広いですね。
それに玄関もかなりの広さです。

外観は、内装の雰囲気まで伝わる
和モダンな雰囲気。
まあるい照明や木の建具に
期待が高まります。

あ、部屋番号が「伍」ですって。
それではいざドアを開けて中へ。

玄関からいきなり「和」が全開です。
右の段々になっている収納が
階段箪笥のようにも見えますね。

収納がこんなにたくさん。
靴も小物もたっぷりどうぞ。

玄関土間がかなり広いので、
自転車だってバイクだって
置けちゃいそう。

帰ってきたら、まずは洗面台で
手を洗いましょうね。
旅館みたいな和モダンな
デザインに合わせて、
ふかふかのタオルじゃなくて
くったりした手ぬぐいを置いておきたい。

お風呂は現代的なユニットバスですよ。

トイレももちろん現代的なもの。
床の模様が最高にかわいい！

それでは2階へ。

とんとんと階段を上がると、
最初にお見せしたリビングのほか

キッチンに畳スペース。
床は杉だそうですよ。

リビングの主役ともいえる建具は
収納としても活躍。
縦格子で中が透けるから、
うんと素敵なものを並べたいな。

真ん中のスペースは
テレビを置いてもいいけど、
お花を生けて床の間みたいにしたい。
間接照明に映えるだろうな。

照明といえば、建具の中だってほら。

扉を閉めると、アンティークピアスの
ような取っ手に、格子の飾り鋲。
凝ったディテールにため息がもれそうです。

キッチンは一転、モダンな空間。
床のキュートな柄はトイレとお揃いですね。

現代的なシステムキッチンも
和柄っぽいタイルのおかげで
このお家によくなじんでいます。

お隣の畳スペースには
文机を置いて正座しようかな。
瞑想部屋にもよさそうですね。

見上げれば、欄間と提灯のような照明。
格子をあしらった天井にも
こだわりを感じます。

最後はこちらの階段から3階へ。
小さな室内窓から漏れる
明かりが良いですね。

洋室は寝室にぴったり。
お布団を敷くのもいいけれど、
腰壁に合わせて
クイーンサイズのベッドを
ドカンと置きたい。

クローゼットは1人暮らしなら十分、
2人ならやや物足りないサイズでしょうか。
昔の日本のように、
厳選したアイテムを大切にしながら
ミニマムに暮らすのもいいかも。

さて、バルコニーへ。

屋根がないぶん開放的で、
光がたっぷり取り込めます。

視線を気にする必要が
なさそうなのもうれしいかぎり。

この和モダンを極めたお部屋でなら、
大正と現代を行き来する
タイムトラベラーな日々が送れそう。
さ、下駄を履いてアイスクリンを
買いに出かけましょうか。