とにかく名前がかわいいです。 「みつまめ京都朱雀」ですって。

お店の名前？　いえいえ、 このレジデンスの名称。 1階に飲食店やコワーキングスペース、 2階以上に1LDKの居住スペースからなる 複合型居住施設です。

近ごろよくお見受けする コンセプト型マンションですが、 ここはとくに世界観が徹底されています。

まず1階は、 「MONV（えもん）.MitsuMame・おもや」。 住人さんや近所の人々の集いの空間です。 「和カフェ・みつまめ茶寮。」では、 和スイーツはもちろん 南部鉄器で沸かしたお湯を使った サイフォンコーヒーが楽しめて

朝食メニューには白味噌の お雑煮もあるんですって。 しかも、和装の女将がはんなりと お迎えしてくれるそうですよ。

器は、独自の京焼民窯をつくり続ける 河井工房のもの。 併設するセレクトショップで 購入も可能です。

けやきの一枚板テーブルと 個性豊かなチェアが並ぶのは、 「BAR✕DINING・SCALETTA（スカレッタ）」 イタリア語で「はしご」という意味で、 住人さんとご近所さんの架け橋になるような 気楽に集える空間になるように、との 想いが込められているといいます。

火・水・木曜は朝6時30分、金曜は8時、 土・日曜は13時から、近隣にある 創業100年の老舗パン屋さんの パンを使ったホットサンドや トーストが味わえます。 さらにグリル野菜や一皿料理などどともに、 ワインやシャンパン、地酒が楽しめるそう。 8名以上～のパーティプランもあり、 おひとりさまから大人数まで フレキシブルに利用できそうですね。

お仕事や勉強は、コワーキングスペースと ライブラリーが併設の 「COWORKING SPACE・AYUMO」で。 ドリンクなどワンオーダー制で 利用できるそうです。 ミーティングルームで 打ち合わせもできますよ。

プチ情報としましては、住人さんなら 合気道六段をお持ちのオーナーさんによる 合気道教室が半額の3000円で 受講可能だそうです。 き、気になる…！

コインランドリーもあります。 布団の丸洗いもできちゃう 大容量の全自動洗濯機と 大型ガス乾燥機を用意。助かる…！

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もはや1階の共有部分ですでに 感激で目頭が熱い私ですが、

続いては住居部分にまいります。 エントランスには、 伝統的な織部釉（おりべゆう）で 特別に焼いたという 手作りの外壁タイルがこのように。

隅っこに手洗い場もあって 今の時代に寄り添います。 でも照明はちょっぴりレトロで 素敵なアクセントになっていますね。

共有部の廊下もおしとやかです。 おちついた色調に間接照明がポッと。

わ、部屋番号がくり抜かれていて かわいいな。プレートは 「ラミナム」という セラミックの新素材だそう。

お部屋は全7タイプあって、 今回紹介するのはそのうちの2タイプ。

まずはCタイプのお部屋です。 長方形のお部屋がスパッと LDKと洋室に分かれているプラン。

ちなみに玄関のチャイム音は、 全部屋共通で高級ホテルのような 楽器の音色なんだそう。 なになに、聴いてみたい…。

なるほど、バルコニー側の洋室との 引き戸は半透明なんだ。 圧迫感も少ないですし、 窓からの光も通してくれてよし。

戸を開けると雰囲気が変わりますね。 ペニンシュラ型のキッチンが このお部屋の主役になるかな。 背面に食器棚や冷蔵庫も置けます。

段差がなくて無垢床の一体感もありますし、 引き戸を全開にして使ってもいいなあ。

掃き出し窓のまわりが すっきりしていると思いませんか。 埋め込み式のカーテンレールなんです。 ほかにもリビングにガスケットがあったり。 京都の冬は冷え込みますから ガス暖房が使えるとありがたい…。

なんと、バルコニーの床も 板張りのデザインですか！ リビングと洋室から続く一体感、好き…！

デザイン性に優れた洗面台は 正面が大理石のように見えますが

白地のラミナムなんですって。 そう、部屋番号プレートと同じ 強くておしゃれな新素材です。

シャープな面持ち…と思ったら 便器のフチをまるごとなくした フチレス形状なのだそう。 お掃除がラク！

浴室がダークトーンだと 落ち着いていいですね。 パネルは全面にマグネットが付けられるので 収納器具をプラスしてもよさそう。

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もうひとつ紹介するのが Bタイプのお部屋でして

LDKがL字になっていて使いやすそうです。 キッチンは壁付けタイプ。

ほほう、ここもLDKと洋室の 仕切りに乳白色の引き戸がぐるりと。 洋室が秘密基地っぽい。 お仕事部屋にしてもいいなあ。

開けるとこんな解き放たれた感じに。 全体的に落ち着いたトーンですよね。

派手さは抑えて、上品で上質。 まさに古都・京都に溶け込む住まい。

夏は、屋上で五山送り火の 鑑賞会も予定しているそうです。 それぞれの暮らしを日々綴りながら 行事はみんなで集まって楽しむ。 ほどよいつながり、ほっとします。

場所は二条駅から徒歩1分。 その昔、朱雀大路のあった場所だそうです。 古都ならではの心休まる伝統と、 最先端技術を融合させたレジデンス。

しかも飲食店まで備えているとくればもう、 憧れが募ってしかたありませんよ…。

「みつまめ京都朱雀」の 日々の様子を綴ったInstagramもあるので、 ピンときた方は覗いてみては。