足触りのよさそうなオークの無垢床に 心落ち着くグリーンの天井の組み合わせは もうこれだけでひとめ惚れ案件。

正方形に近い8帖の居室と 無駄のない水回りの配置で 1人暮らしには過不足なしの ジャストサイズです。

このお部屋は 兵庫駅から徒歩8分。 落ち着いた内装とは対照的な 元気がでる赤のボーダーが目印の 大通りに面した建物の中にあります。

外壁とお揃いの赤に色づいた スモークツリーがチャームポイント。

1人暮らしの必須アイテム、 宅配ボックスもついていますよ。

丁寧に隅々まで塗装された 共用廊下を通り抜けると

世界線をひとつ越えた？ と思うほど 落ち着きのあるお部屋にたどり着きます。

キッチンはシンプルなステンレス仕上げ。 下がオープンになっているので 自分仕様に構築しましょ。

味わいのある質感の壁は レンジフードのライトで照らされると さらにいい雰囲気に。

このお部屋、ちょっとした木枠部分まで 無垢材で仕上げられているそうですよ。 そんな空間のインテリアは 少し無骨さがあるものや ビンテージのものが似合いそう。

収納はコンパクトですが 奥行きがしっかりあり 枕棚もついています。

壁一面にハンガーラックもあるので ご安心を。 このハンガーラック、 実はかなり優秀。 ブラケットに通すのを バーから板材に変えれば 棚としても使えちゃうんです。

壁面はビス打ちDIYも可能だそう。 ディスプレイラックをつくったり 大きな絵を飾ったり 好みの空間に彩れる余地があるのは うれしいポイント。

それにね、この垂れ壁の裏側には さりげなくカーテンレールが 仕込まれているので 壁面をぴっちり収納として活用した場合は カーテンで隠すことも可能。 おしゃれなだけではなく 便利な工夫も隠されていて ますますこのお部屋が 好きになってしまいます。

トイレまで お部屋とお揃いの内装で テンションは上がるばかり。

お風呂はシンプルな ユニットタイプ。

と思いきや こんなところに かわいいクロスハンドルが！ こだわりが細部に行き渡っていて どこで過ごす時間も いい気分だろうな、と思います。

無垢材の床は キズひとつないピカピカの状態から ゆっくり経年変化していくまでが 楽しみのひとつ。 このお部屋を借りている間に 床がどう育っていくのかな、なんて 時々観察してみるのも いいかもしれません。

休みの日には 兵庫運河をわたって ぶらり下町散歩。 昼はお好み焼きと立ち食いうどんを ローテーション。 夜はそのまま飲むのもいいし 帰ってきて やっぱり家が落ち着く…って 床に寝そべってしまうのもいいな。

下町のあたたかい空気と お部屋の自然素材に囲まれて リラックスした心地よい毎日が 送れそうです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk