昭和生まれの人には懐かしくて、
今の人には新しい。
そしてどんな人もホッとくつろげる
ニューレトロなお部屋です。

1977年に建てられたアパートは、
外観だっていい味出してますよ。
スタイリッシュなデザイナーズマンション
にはないこの風情、わかっていただけます？

こんなふうに無造作に置かれた
自転車さえ愛おしくて。
みんなここで暮らしてるんだな、なんて、
人の生活を身近に感じるんです。

そうそう、洗濯機置場は外なんです。
かつてのアパートはこんな感じでしたよね。
雨や日差しから洗濯機を守れるように、
カバーを掛けるといいですよ。

お部屋は洋室が8帖の1Kです。
24.3㎡なので一人暮らしには
ほどよいサイズ。
お部屋の両側に窓があって、
採光も風通しもばっちりです。

フローリングになっているけれど、
かつては畳だったのでしょうね。

ベッドもテーブルもソファも置ける広さ。
昭和の時代ならちゃぶ台と座椅子と
カラーボックスだったけど、
いまはヴィンテージ家具を置いて
おしゃれにまとめたい。
ヴィンテージのチェスカチェアなんて
絶対によく似合うと思う。

といいつつ、ゴロゴロしたい派の私は
大きめのラグを敷いて
ビッグクッションを置くんだろうなあ。

あちこち当時の面影が残るけれど、
快適に暮らせるように、大きな窓の上には
エアコンが付いていていますよ。

窓を開けるとこんな感じ。
風通しは抜群だけど、
カーテンは閉めておいたほうが良さそう。

お部屋の反対側に視線を移すと、
アルミサッシの掃き出し窓が。
それにレトロなペンダントライト。
ああ、たまらない。

収納はもちろん押入れ＆天袋。
たっぷりの奥行きを活かして、収納ケースや
突っ張り棒を取り付ければかなりの大容量。

奥に見えるキッチン、いえ、台所には
自分好みのコンロを持ち込んでくださいね。

お風呂は水色のモザイクタイルの床が
かわいいな。お湯にざぶんと肩まで浸かって
ちゃんと10まで数えてくださいね。
脚を伸ばして入るというわけには
いかないけれど、温まりそうですよ。

トイレの上部に窓があって
換気しやすくなっています。
すみっこにペーパーの
ストッカーを置くと便利だろうな。

玄関ドアを開けたらそこは外。
外との距離がほぼゼロです。
コンビニに行くにも
ちょいとサンダル引っ掛けて。
この軽やかさが心地いい。

玄関にシューズボックスはないから、
シューズラックを用意して、
キッチンのすみにでも置きましょうか。

郵便受けは新しく、かわいらしく。

昭和レトロ好きな人が
懐かしい雰囲気と少しの不便を
まるっと楽しんでくれるのを待っている…
お部屋を見ていて、
なんだかそんな気がしました。