間取り図を見るかぎり
なんの変哲もない物件なのですが、
細部に注目する箇所が多すぎて…

抜かれて上がっただろう天井高。
剥き出しになった躯体を
白く塗り上げた壁の風合い。
そしてヘリンボーンの床。

このヘリンボーンの床ひとつにも
ハッとするポイントがたくさん。
一枚ずつ色や模様、節目が異なる
ミモザの無垢材をユニークで角度に並べ、
あまり見ないニュアンスに仕上げてる。あと白い塗装壁の微妙なムラね。

ともすれば雑然とした印象を与えかねない
これらの要素を組み合わせて
なじませるセンスの良さよ！

私だったら大きめで単色のラグを
敷いてアクセントにするかなぁ。

ライトのレールは
一般的な位置より少し壁寄りですかね？

これはきっと
間接照明的な効果も狙ってのことでしょう。

さらにペンダントライトは調光可能。

お部屋全体に光が回ってふわりと明るい。
刺激的な明るさじゃないのがいいですね。

二面採光で風通しも期待できそうだし、
横側の窓の先は壁なので、
昼夜問わずカーテンをひかずに過ごせそう。あと見逃せないのはコンセントの多さ！

たとえばほら、
廊下のオープンクローゼットの
棚の上にも。

おかげで除湿機やスピーカーやら照明やら、
棚の用途が広がりますね。
スチームアイロンにも便利かも。

ちなみに玄関入ってすぐ、
2つのコンセントがあるこのスペースには
冷蔵庫やらレンジやらを置きましょうね。

玄関入ってすぐの場所に
キッチンや冷蔵庫があるのが
気になる人もいるかもしれませんが、
むしろワンルームでキッチンと
居室が離れてるって良くないですか？

それにキッチンまわりが玄関から
丸見えとはいえ、このおしゃれさ。

どんどん見てほしい。
見た目だけじゃなくて、
作業スペースあり、収納ありで
使い勝手も良さそうですし。
コンロ前に調理器具を吊るす用の
ポールがあるのが地味にうれしい。サニタリースペースはこんな感じ。
申し訳程度じゃなくて
ガッツリ収納できそうな造作棚が頼もしい。

シンプルなデザインの洗面台も
じゃぶじゃぶ洗い可能なサイズだったり、
鏡の前に棚があったりして良いんですよ。

お風呂も一人暮らしには十分な広さ。

こちらの鏡の前にもちょっとした棚。
あるのとないのでは全然違いますよね。

ほんと、一見は普通っぽいのに
実際のところは細部までこだわってて、
いい意味でのクセもあるってのがニクい！

しかも立地は半蔵門駅から徒歩2分。
都心オブ都心でこの家賃、
このニクさの物件は
レアなんじゃないでしょうか！