記事のタイトルにあるとおり、
情報量多めのクセツヨ物件です。
スケスケマンションって
どういうことかというと、

細長い部屋の両端の壁が全面窓なので
結果的に建物を外から見ると
見渡すかぎり窓、窓、窓！ という……。

もう情報の大渋滞。お部屋は11.6帖のリビングスペースと
5.8帖の土間スペースに二分されていて、
中でも私のお気に入りのクセツヨ部分は
白い大理石が敷かれた土間スペース。

フローリングが敷かれたリビング側とは
一線を画す空間なので、自宅兼事務所として
こっちをワークスペースにするとか、
良さそうじゃないですか？

もちろんふつうの住居として、
窓側にリラックスチェアを置いて
テラスのようなリラックススペースにしても。


さて、次はリビング側を見てみましょう。

ええ、気になりますよね、
猫足バスタブがスケスケなお風呂。

ここがきっとこの物件最大のクセツヨ部分。

さっきも書いたとおり、
お部屋は両サイドが全面窓。
日当たりや風通しがいいのはもちろん、
スコンと抜けるような開放感があるので、
それを最大限活かすなら
このスケスケはむしろウエルカム。

お風呂には
カーテンレールがあるので目隠しも可能。
来訪者があるときはサッとひいてね。

まぁでもこのミニマムデザインな水回りは
入浴時以外はオブジェ的に
見せるのを推奨したい。

ミニマムデザインといえばキッチンも！

地味に業務用のキッチン棚ライクなデザイン。
機能性と清潔感の両立でしょう。
ステンレスの存在感よ。一方、リビングルームの床は
いい感じに年を重ねた花梨の無垢材。

素材のコントラストが良い。

ところどころに驚くポイントを織り交ぜつつ、
デザインの方向性としてはシンプルなので、
飽きのこないクセツヨ物件に仕上がってる。

その感じは室内だけでなく、
建物の外観にもエントランスにも通底。

ここエントランスの待合スペースなんですが、
壁から生えてる待合机と椅子って
いままで見たことありますか？

ほんととんがってるクセツヨ。

こういった物件、最近見かけなくなってきたけど、
こちらは2002年築。
まだまだ元気にクセツヨくあってほしい。

立地も
東中野駅徒歩7分で、中野坂上駅も徒歩８分。
場所もいいし、
３路線使えるのめっちゃいい。
なんだったら新宿駅からも歩ける。

「大盛軒」、 洋食の「津つ井」、
映画館「ポレポレ東中野」もある東中野。
東中野銀座通りには「十番」なんかもね。

さらに中野坂上方面には
「フランキーアンドトリニティー」や
蕎麦の名店「ら すとらあだ」、
最近ご無沙汰な「天鳳」のつけ麺も。

そう考えると、ほんと
都会と下町の良いところ取り。

そんなエリアでクセツヨを
愛でながら暮らし、働く。

いいなぁ、いい。