壁と天井を躯体現しにした、
コンクリート剥き出しのお部屋。
壁紙を貼っていたパテ処理の跡が、
絶妙な表情をプラスしてくれています。

現代におけるワビサビってこういうことでは？

そのワビサビに負けない特徴のひとつが、
この土間と畳スペースの
組み合わせでしょうね。

小上がりになった畳の下には大きな収納！

面白さも、収納力も抜群。でもね、このお部屋の収納は
これだけじゃないんです。
衣類など、吊り下げて収納したいものは、
すべてこのウオークインクローゼットへ。

画面右の方に黄色い字で
「まずい」って見えるのが気になりますが…
これも躯体現しの醍醐味。
一人暮らしには十分すぎる収納力に
正直ちょっと驚きます。

お部屋の広さと比較しても大きい。

居室には荷物をほとんど置くことなく
静謐な感じで暮らせそう。

あっ、今気づきましたけど、
畳の上に布団を敷いて寝るとして、
来客時なんかには
畳下の収納に寝具を滑り込ませられるのか！
サイズさえ合えばでしょうが…いいですね。

どこまでも生活感が少ない
お部屋に仕上げられる。

そのためにはシンプルなキッチン周り含め
外に出して置くものを厳選して、
片付けできる先も用意して、でしょうね。

でもそれができそうな収納力なのが良い。玄関周りもそれなりに広く、
下駄箱的な棚も十分あるし、

靴だけでなく、
足袋や足袋シューズ、下駄なんかも置ける。

和装洋装、モダン和装も
ミックスも何でもござれ。


水まわりは生活しやすい現代的な作り。

洗面脱衣所付きなのも嬉しい。

トイレは実用的でありつつ、
壁がお部屋と一貫しててよき。

いいですね。
こういう無理のない和モダンリノベーション。


やっぱ畳だよね？！
思わずそう言いたくなる
このお部屋、どうでしょうか？