ホワイトと淡いグレーの空間に コンクリートと木のアクセントが 立体感を生んでいる 明るく爽やかな広々ワンルーム。

ロケーションも素晴らしく、 なんと須磨海岸まで歩いて5分！ マリンスポーツや海水浴が いつでも気軽に楽しめちゃうんです。

波音をBGMにお散歩したり ビーチマットにごろんと寝転がったり… のんびり過ごす時間もきっと最高ですよ。

しかも建物がこれまた可愛くて。 ヴィンテージマンション好きのわたくし ときめきが止まりません…！

赤い屋根とモコモコの塗り壁に レトロなフォントで書かれた建物名。 帰ってくるたびにうれしくなりそうな キュートなエントランスでしょう？

外壁を埋め尽くす鱗のような模様。 とっても手が込んでいて じっくり眺めたくなりますね。

お部屋の広さは43.17㎡。 のびのびとしたひとり暮らしはもちろん ふたり暮らしにも良さそうです。

「つくり込みすぎない部屋」を意識して リノベーションされたばかりの室内は 外観と打って変わってモダンな仕上がり。

どんなテイストの家具も似合いそうな プレーンな内装には インテリアを自由に楽しんでほしい …というオーナーさんの 想いが込められています。

オーナーさん同様、このお部屋に 愛着を持たれていた設計者さんは イサムノグチのテーブルを 合わせたがっていたのだとか。 主役級の名作家具を中心に レイアウトを考えるのも素敵ですね。

ラワン材のアクセントウォールは 気兼ねなく釘打ちOKという懐の深さ！ 厚みがしっかりとしているので 多少重みがあるものも飾れそうです。

天井のライティングレールや 増設されたコンセントも インテリアの可能性を広げてくれます。

暮らしながら少しずつ手を加えて 自分好みの空間に育てたいな。

掃き出し窓の障子は 洋風の格子窓のようにも見えますね。 もし自分で障子紙を貼れるのなら ステンドグラス風にアレンジしてみたい。

バルコニーに出てみると 外壁や螺旋階段などの可憐なディテールが 目に飛び込んできます。

正面には木々がワサワサと 生い茂っていました。 自然が身近に感じられるって良いなぁ。

窓の近くにダイニングテーブルを置いたら 緑に癒されながら食事ができそうです。

ステンレスのワークトップに 木目があしわられたキッチンは ほんのり大人っぽい佇まい。

ホワイトに塗られたモルタルの壁面も ほんのり無骨で好きだなぁ。 コンパクトながらコンロが2くち あるのはうれしい！

冷蔵庫は右側に置けますよ。 作業台としても使えるワゴンなんかが あると調理が捗りそうですね。

サニタリーは玄関横の白い扉の先に。

コンクリート壁にお似合いの インダストリアルなトグルスイッチが とってもおしゃれ！

扉の先には造作洗面台と 上部に棚が付いた洗濯機置き場が まとまっていました。

どっしりと重厚感がある 洗面台、かっこいいな…。 フチに化粧水のボトルなどを置けるので 使い勝手も良さそうです。

洗面脱衣所の両サイドには 清潔感あふれる タイル張りのバスルームと

落ち着いた雰囲気のウッディなトイレ。

マンション内には ワークスペースや自習室として 利用できる貸し会議室や

開放的なパノラマビューが望める 入居者専用の屋上まであるんです！

なんて清々しく美しい景色…。 頭の中で煮詰まったあれこれや 心に溜まったモヤモヤなんかも 潮風がスカッと吹き飛ばしてくれそう。

最寄駅は山陽電鉄本線の山陽須磨駅で JR山陽本線の須磨駅にも徒歩圏内。 三宮まで15分、大阪まで40分ほどで アクセスできる通勤にも便利なエリアです。

街の見どころは海だけに留まらず 桜の名所として知られる須磨浦公園や 須磨浦山上遊園、須磨水族館などの レジャー施設も豊富なんですって。

ゆったりと時間が流れる海沿いの街で 自分の好きを詰め込んだお部屋に住まう。 そんな幸せな日々を夢見るのでした。

文・山中みく 香川県在住のイラストレーター。海と山の近くに住んでいます。古着と映画と旅が好き。 ＠miku_yamanaka