あら、かわいい…！
思わず声を出してしまいました。
赤い屋根、白壁に茶色の板張り、
ヴィンテージな空気をまとった
カクカクした構造のおうち。
庭の緑が牧歌的な風味を添えます。
1971年築とのこと。

道から見える風貌もいいですね、
アトリエ、と呼びたくなる佇まい。

焦茶の玄関ドアに、
横のランプもなんだか凝った形。
雨の日でも濡れずに、
車から荷物の出し入れができるのって
かなりありがたいところ。
芝生の庭にも
スイングドアを開けて行けますよ。

玄関も下駄箱もゆとりあるサイズ感。
入って右に階段、
目の前のドアはリビングです。

このリビングが…すごく良いのですよ！
飴色の板張りの壁は懐かしいような、
放課後の夕暮れ、黄昏時、みたいな
ちょっぴり甘い気持ちになる。

収納扉のガラスの形も素敵でしょう。
こんなの、なかなかお目にかかれない。
棚には何を入れようか。
こつこつ集めてきた漫画、図録、レコード、
北欧の食器やオブジェなんかも似合いそう。
床の絨毯がブルーなのも良いですよね。
木とのコントラストが美しい。

吹き抜けのおかげで、かなり広々、
山の中のロッジにでもいるかのよう。
オーディオにも凝りたくなる雰囲気です。
庭を向いた窓からは
たっぷり陽射しが入ります。
なんと横のドアからは

庭にそのまま出ることもできますよ。
めちゃめちゃ良い…！

リビングから直接アクセスできる広い庭！
そうなると、セカンドリビング的に、
テーブルセットを置きたくなりますよね。
しかし、もう少し奥へ行くと、

こんな石畳のスペースがあって
パラソルが立てられる支柱が
セットされているのです。
庭をオープンテラス的に、
こちらをプライベートなテラスに、
という使い分けもできますね。贅沢！
あ、うっかりリビングと庭で
お腹一杯になりかけたけど

間取りもまだ確認してませんでしたね。
リビングの隣には寝室、
2階には洋間が2つ。
広い納戸もありますよ。

リビングの奥の独立したキッチンは
天井がブルー。
ちょっと海外のような雰囲気も。
そして、両側にたっぷりの収納棚で
鍋やキッチングッズも
たくさん仕舞えそうです。

このガスコンロは残置物で
このまま使えそうなら使っても良し、
壁のタイルやなんかと一緒に
好みのものにまるっと変えても良いかと。

洗面所は、檜の板張りの壁に
フランス製の特注の蛇口というこだわりが
なんともおしゃれで、
意外と年季を感じさせません。

そしてこちらのお風呂！
檜の板壁とタイルという内装が優雅。
ユニットバス主流の今、こういうお風呂が
新鮮に思えます。

洗面所からは離れた場所に
もうひとつ、洗濯用としてのスペースが。
掃除グッズや日用品あれこれなど、
人に見られたくないものも
まとめて置く場所にしても。

1階の寝室は、収納たっぷりの
レトロ感あふれる内装。

壁にもいくつか棚があり、
家具要らずなのは助かります。
カーペットを替えたりしたら
またガラリと雰囲気が変わるかも。

さてさて、階段を上って2階へ。

またまたノスタルジックな
光が差し込む板張りの洋室です。
窓際のデスクが嬉しい。
本棚スペースもたっぷりで、
こんな勉強部屋or書斎、あったら嬉しい！

と思ったら、お隣の部屋もなんと
窓際にデスクが造り付け。
こちらは少し広め。
夫婦それぞれのワークスペースにも、
子ども部屋にもぴったり。
右奥にチラッと見えるのが

納戸です。
ここも、収納ボックスなど
用意しなくても良いくらいに
ズラリと棚が〜。

シーズンオフの衣類や家電、
なんでもこい！な収容力。

そういえば昔住んでた家もそうだったな、
一昔前のおうちって
収納スペースが多かったんですかね、

ぐるり庭を回ると外にも物置。
ガーデニングやアウトドア関係のものは
こちらへしまおう。

家の中も庭も、どこか優雅さと
ゆとりを感じる一軒家。

アトリエ、とでも呼びたくなる
その特別な雰囲気は
何気ない日常を少し豊かにしてくれそうな、
住めば住むほど愛着が湧きそうな、
そんな気がするのでした。