築100年を経た町家の縁側に腰かけて。(兵庫県たつの市132㎡の売買物件)
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
築後100年を超えた 貫禄のある建築。
ここは兵庫県南西部に 位置するたつの市。 龍野城の城下町に建てられた 大正時代の町家です。
建物自体のらしさは残しながら 水回りを中心に改修されました。 なんといっても特徴的なのが この、町家特有の格子。 もう、本当に、かっこいい。
渋みの効いた木の風合いなんぞ
そこいらの年月では到底
出せるもんじゃございません。
132.22㎡とかなり広めで、
本来の職住一体の町家のように
商いをしながらも暮らせそうな
ゆとりがあります。
窓の外に見えるのはお庭。 手前にあるのは…みんな大好き縁側です! 庭は奥まっているので おこもり感もあります。
自分だけのプライベートガーデンを もりもり育てたい。
縁側に腰掛けておやつしたり、 風鈴吊り下げたり、 家庭菜園もちょっとやってみたり… 数えきれないほど、 あれもこれもしたい。 1階、2階共に 無垢のフローリングが敷かれています。
無垢の床って 冬場でもぬくもりがあって 触り心地も良く、 ハマっちゃうんですよね。 1階にまとまっている水回りは すべて改修済み。
キッチンは作業スペースが
かなり広めで使いやすそうです。
古民家となるとやっぱり
気になるのは水回りなので、
新しく改修してくれているのは嬉しい。
1階も2階も、窓は 二重サッシになっている ように見えます。 建具の意匠も趣があって 素晴らしいですねえ… もう一度間取りを見てみますと、 1階に一間だけ畳が残されています。
日本家屋特有の続き間なので 襖で仕切ったり 大きめワンルームとして扱ったりと 生活に合わせて調整できます。 ファミリーで住むにも十分な広さ。
はたまた単身、少人数で、 職住一体の暮らしも想像がつきます。
1階はアトリエやギャラリー、 またはちょっとした小物雑貨を 売ったりと小商いスペースにして。 2階は居住空間に…とか。
いやあ、一度でいいから住んでみたい。 城下町の街並みが残るエリアですが こうして現代に合った リノベーションがされている 町家が出るのは珍しいそうです。
ピンときた方、 絶対いらっしゃるでしょう。 100年を経た町家と共に 始める新生活、ぜひに!
文・戸田江美
デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e
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