都会を離れてのんびりと暮らしたい。 …そんな気持ちに寄り添ってくれるような 築100年のノスタルジックな古民家。 味わい深さはそのままに モダンにリノベーションされています。

場所は学園都市として知られる 茨城県つくば市の上ノ室。 教育水準の高さと自然豊かな住環境は 子育て世代の方に人気が高く 首都圏からの移住先として 人気があるおすすめのエリアです。

母屋の一部を解体してつくった ウッドデッキから眺める景色は のどかで落ち着きます…。

とても古民家とは思えない 新築のような佇まいの外観。 見た目のかっこよさだけではなく 断熱材入りの金属サイディングで 木造の躯体をぐるっと囲うことで、 古い木造建築の悩みである 寒さ、すきま風を解消しているんですって。

窓はペアガラスに交換して 断熱性を高めていたり 家屋全体に耐震補強が施されていたりと 機能面のアップデートは申し分ありません。

その上で、古民家ならではの 梁や柱などは最大限に生かしつつ 現代のライフスタイルに合わせた 洋室メインの間取りにチェンジ。

ウッドデッキへと続く掃き出し窓と 吹き抜けの天井が開放的なリビング。 縦にも横にも空間の広がりを感じて のびのびと過ごせそうです。

飾り柱の奥にあるダイニングでは 家族や友人たちと団欒する 賑やかな食事シーンが思い浮かびます。

一枚板のカウンターが目を引く カフェのような佇まいのキッチン。 カウンターの上下とサイドの壁は 既存の土壁を水で戻して左官したのだとか。

環境面への配慮はもちろんのこと 長くこのお家を見守ってきた素材たちが これからも歴史を刻んでいくのだな …と考えると胸が熱くなります。

室内には和室も残されていました。 洋風の家具もさらっと受け入れてくれる レトロモダンな空間です。

家の中央に位置するこの和室は 面ごとに異なるデザインの古建具たちを 楽しむことができます。

和室の横に伸びている広縁も 思わずうっとりしてしまう美しさです。 ランプのあたたかい光が広がる この雰囲気、好きだなぁ。

日本家屋らしい ゆったりとしたつくりの玄関。 板の間に腰掛けてご近所さんと談笑する 日常の光景が眼に浮かぶようです。

玄関扉も貫禄たっぷりで素敵でしょう？ 新潟の古民家で使われていた 蔵戸なんですって。

広い土間には暖炉もありました！ 腰壁には畳の下地板が 再利用されているそうです。 素材それぞれにストーリーがあるって 良いですよね。

古箪笥の奥に見えている 扉の先はトイレでした。 こちらも抜かりなくおしゃれ。 照明の使い方にもセンスを感じます。

玄関ホールで顔を上げると ダイナミックに交錯する木材たちの先に ふたつ並んだ天窓がありました。

暗くなりがちな古民家に 十分な採光を取り込むための 匠の技ですね。

このように小屋裏になっていて、 ロフトとして使えます。 丸太や柱に囲まれた まるで隠れ家のような空間。

階段の壁には木毛板が使われています。 コンクリート物件で見かけることが 多い素材だと思うのですが 古材と組み合わせても 違和感なく馴染んでいることに驚きです。

快適に過ごすための工夫と 古き良きものへの愛が詰め込まれた 心あたたまる古民家リノベーションでした。

この物件は、株式会社リノベさんが 今春にオープンしたばかりの 「古民家リノベハウス」です。 “トカイナカ”と呼ばれる茨城県つくば市に 数多く点在する古民家を、 古民家再生のプロが丁寧に手を入れて 現代の暮らしに合わせてリノベーションしています。

茨城県つくば市に移り住み、 今回紹介したような古民家リノベーションで 人生の新たな1ページを スタートさせてみたい方は、 ぜひ見学会に参加してみてくださいね。

古民家見学会　　　※完全予約制

【日時】 随時開催中（水曜・日曜・祝日休み） 10:00～17:00（最終受付16:00）

※設計士が説明、古民家販売物件の紹介をします。 ※つくば市に移住を検討中の首都圏の方向けのイベントです。 ※完全予約制のため、事前予約が必要です。 ※駐車スペースあり。

イベント詳細はこちらから