床も壁も天井も 階段までも真っ白な空間の中に あまりにも大胆な ガラス張りのバスルーム。 目が離せなくなる存在感です。

最小限の仕切りで ゆったりとした造りのLDKに 5.5帖の洋室がついた メゾネットの1LDKです。

居室との境界がない フラットな玄関が 部屋をより広々と見せてくれます。

シューズはボックスに きちんと片付けて すっきりとした空間に保ちたい。

玄関に足を踏み入れて 真正面にあるキッチンは 白い高めの壁で目隠し。

壁の向こう側には 機能的なシステムキッチンが。 シンクも調理スペースも 大きめなので お料理がはかどりそう。

大きな窓から入る光が つるりと白い床に反射して 清々しい明るさです。

真っ白なインテリアで揃えて スタイリッシュに仕上げるのもいいし ポップな色合いの ミッドセンチュリーテイストの家具も よく映えそう。

さてさて、そろそろバスルームを じっくり見てみましょうか。 ショーケースみたいな 透明な箱に閉じ込められた サニタリーエリア。

スクエアタイルで仕上げられた クリーンな空間の中、 コロンとなめらかなバスタブが なんだかかわいらしい。 お部屋の電気は消して バスルームにキャンドルを持ち込んで ドラマチックに演出したり ガラスの向こうのテレビを つけっぱなしで入っちゃうのもあり。 どんなバスタイムにしようかな。

トイレも大胆に ガラス張りの中にあるわけで。 この開放感も楽しめちゃう方は とことんこのお家にフィットした 感性の持ち主かもしれません。

上階へ続く スケルトン階段の下には

さりげなくカウンターが 設置されています。 開放的なお部屋の中に こぢんまりとした おこもりスペース。 このメリハリがたまりません。

上階は寝室にするのに ちょうどいい広さ。

もちろんこちらも真っ白。 窓もエアコンもあるので 快適に過ごせそうです。

たくさんの魅力の中でも やっぱり目が行くのは 非現実的なくらいに 白く白く仕上げられた室内に 浮かぶように配置された ガラス張りのバスルーム。 ここで過ごすバスタイムは どんな気分になるのだろう…と 想像するだけで ドキドキしてきます。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk