私は昭和の生まれなんですが トキワ荘に住まわれた先生がたの マンガにはずいぶんお世話になりました。 手塚治虫に藤子不二雄、赤塚不二夫… すっかり落ち着いた年齢になった今も 本棚に巨匠たちのコミックスが並びます。

もしかしたら、そのトキワ荘のように 住人たちによって新たなモノや コトが生み出される拠点に なるかもしれないアパート。 「ナリワイヴィレッジ」といいます。

ノスタルジックな雰囲気をまとう 築50年の木造アパートです。 一時期は取り壊しが検討されたそうですが 「せっかくなら面白い使い方を！」という オーナーさんの想いにより、 「住居兼アトリエ」として 新たな息吹がもたらされました。

イマジネーションを 存分に刺激してくれそうな 雰囲気、艶、情緒。 お好きな方にはもう、 たまらない空気でしょう…！?

まずは102号室のお部屋から。

モノづくりにもれなくギュッ…と 集中できそうな自分だけの城。 よい規模のワンルームです。

暮らしのイメージがしやすいように オーナーさんが家具をセッティング してくださったそう。 ありがとうございます、おかげで 窓辺に置いたテーブルで 絵を描いたり執筆したり、 モノを作る姿がすぐ想像できました。

床や柱の褐色と、グレーの アクセントクロスが相まって 穏やかでどっしりとしたおももち。

ふむ、照明を今どきのデザインにしたら たちまちレトロモダンになりますね。

お台所はかわいらしさと 頼りがいを兼ね備えたミニサイズ。 レトロ物件の魅力のひとつ、 型板ガラスも残されていてうれしい。

浴槽に浸かりながら、 トイレに座りながら あれこれ構想を練る日々かな。 小さいながらも創造溢れる我が家。

このアパートには 広めの1LDKのお部屋もあります。

2階の一番角っこにある206号室。 私なら12帖のLDKに 暮らしのあれこれをまとめて 洋室を丸ごとアトリエにしたいな、と 思い描いてみたりしました。

清々しく整えられた内装です。 2面採光なので日当たりもよし。

規模の大きな作品を作る方なら LDKをアトリエにしてもよさそう。

あ、洋室にもいました、型板ガラス。 じゅわっと滲ませたような模様が素敵。

押入れタイプの収納ですから だいたいのモノは受け入れて くれそうだし…

206号室は広さがあるぶん、 浴室・トイレは別なのもいいですね。

清潔感があり、慎ましやかで 創作を静かに見守ってくれそうな おおらかさを感じる部屋たち。 ちなみにどの部屋もDIY相談可能で、 「ナリワイヴィレッジ」の活用方法を オーナーさんと一緒にゼロベースから 構想していけるんですって。

オーナーさんは「この場所で育った アーティストやテナントが、 街の中心になるのが理想です」と 期待に胸を膨らませておられるそう。 いつか、このアパートに住み集う クリエイターの方々から生まれた何かが 街に彩りをもたらしてくれる日が来ること、 楽しみにしています！

この物件を扱うomusubi不動産さんが 2月26日（日）に何やらおもしろそうな 内覧会を開催されますよ。 「こ、これは…！」とピンと来た方、 ぜひ現地に足を運んでみてくださいね。

2/26(日)内見ツアー@世田谷区八幡山 “ナリワイ”と共に暮らしを考えてみませんか？

【日時】 2月26日（日）

【タイムスケジュール】

13:00　　京王線八幡山駅　集合 13:10〜　街の紹介・ガイダンス 13:30〜　内覧・活用方法のシンキングタイム 14:30〜　アイデアショートプレゼン会 15:30〜　質疑応答 16:00　　現地解散

【注意事項】 ・高熱のある方など体調が優れない方の参加はご遠慮願います ・マスクの着用をお願いいたします ・手のアルコール消毒にご協力ください ・当日の様子を写真や動画でSNS投稿を予定しています。難しい場合は、当日スタッフにお伝えください

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