木がふんだんに使われた 気持ちよく暮らせそうなお部屋です。

ゆったり広めのワンルーム。 ダイニングとリビングの セパレートにちょうどいい L字に仕上げられた居室がポイントです。

玄関に足を踏み入れると 木のルーバーがお出まし。 壁よりも奥行き感が出て でも丸見えじゃなくて なおかつおしゃれ。 ルーバーがあるだけで お部屋の魅力がグッと増す気がします。 姿見やフックなど、実用的なアイテムも きちんと揃っているのがうれしい。

お部屋の向こうまですーっと伸びる 無垢のフローリング。 シンプルにオイルのみで仕上げられた オーク材の床は 素足で堪能したいなぁ。

ワイドなリビングは ダブルベッドも余裕で置けちゃう。 窓も大きくて開放感があります。 やさしいベージュのアクセントクロスは インテリアの邪魔をせずに お部屋の雰囲気を ふわっと優しくしてくれる。

お部屋の一角にある ウォークインクローゼット。 お洋服が全部おさまりそうな 大容量です。

キッチン側のスペースも 幅がしっかりあるので、 カフェテーブルを挟んで 向かい合わせに椅子を置いて お食事スペースが作れますよ。 キッチンを充実させたい人は カップボードなんかも並べられそう。

このかわいらしいキッチンはね、 大工さんお手製の造作なんですって。 窓際のでっぱり部分とぴっちり同じ高さに あつらえられているのは造作ならでは。 窓側にはコーヒーツールを並べて カウンター下はバスケットとか 小さなワゴンで上手に収納。 そんな風に、自分で構築する余地が 残されているキッチンです。

こちらの洗面台も造作！ 木×タイルって どうしてこんなに心惹かれるんでしょう…。 鏡の前に並べる歯ブラシや歯磨き粉は ビジュアル重視で選んじゃお。

ユニットバスはクールな装い。 お部屋の中とは ちょっぴり印象が違うカラーリングも ギャップがあっておもしろい。

おトイレ、間接照明が仕込まれていて とってもおしゃれです。 壁面にある2段の棚は ディフューザーを置きつつ 余白を残した使い方が素敵かな。

そうそう、 ベランダには物置があるんですよ。 これって1人暮らしサイズのお部屋では なかなか珍しい。 アウトドアグッズとか ベランダでごちゃっとしがちな ハンガーたちを片づけるのに かなり重宝する予感です。

このお部屋があるのは 西武池袋線 小手指駅 徒歩7分の場所。 この路線は副都心線直通電車もあって 池袋にも渋谷にも 中目黒にもみなとみらいにも 1本で行けちゃう便利な場所なんです。 （個人的にお気に入り路線の1つ！） 都心から少し離れた のんびりしたエリアの 気持ちのいいお部屋での暮らしは それはそれは快適だろうなぁ…と これからこのお部屋に出会う人を こっそり羨ましがってしまうのです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk