太陽に照らされた波の輝きに目を細める、
そんな海っぺりのロケーション。
ちょっとした散歩も潮の香りを感じながら
なんて。ああ、すてき。

陽や風にさらされたような、
いい表情をした水色の玄関ドア、
なんと両開きなんです。
まるでゆっくり過ごしてね、と
言ってくれているようなおおらかさ。
階段までのスペースは土間になっています。

クローゼットが土間にあるなんて、ここも
珍しいつくり。上着をさっと掛けられるし、
風通しが良くて意外と便利かも。

室内と土間は、半透明のドアで
仕切られています。
天井付近は空いているけれど、
ドアを閉めれば両開きの
玄関ドアでもプライベートが保たれます。

窓際の棚は、収納に使うのもいいけれど
かわいい小物や小さな鉢植えを
ディスプレイするのにもぴったり。

波の音を聞きながら暮らせる、
ぬくもり感じるワンルーム。
浴室がポコっとはみ出た
間取り図がなんだかかわいい。

土間は釣り道具だって
なんだって置ける広さ。
小さな椅子をおいて、道具の手入れを
じっくりしてもいい。
そうそう、海辺の散歩にぴったりな
軽いサンダルを置いておかなくちゃ。

小さな階段を上ったら、暮らしの機能が
ぎゅっと詰まった洋室が。キッチンに
ダイニング、それに小上がり。

とくに目を引いたのは、
白くて優しい雰囲気の窓付きドア。
それに、ナチュラルな木と
黒いアクセントクロスのコントラストも
とってもすてき。

目の前の海で捕れた新鮮なお魚で
カルパッチョを作ってワインで乾杯、
なんておしゃれなこと、しちゃいたい。
キッチン上の棚には素朴な陶器の食器を
並べようかな。

木の小上がりにはクッションを並べたら
ベンチとしても使えそうだし、マットレスを
敷いてベッドスペースにしても活躍しそう。

ゆったりしたバスタブに浸かったら、
気持ちよさに思わず、ほうっと
息がもれたりして。
バルコニーがない代わり、浴室乾燥機が
あるから、洗濯物を乾かすのは心配なし。

壁のモロッカンタイルみたいな模様が
たまらなくかわいい！
しっかり温水洗浄便座が付いてますよ。

ドアから出れば、そこは
広島県大竹市の玖波漁港。
漁船が浮かぶ瀬戸内海の小さな港です。

おしゃれで機能的な部屋と、
ぽかんと開けた空。
そして、おいしいお魚が捕れる海がある。
スーパーやコンビニがすぐ近くにあるような
便利さはないけれど、海っぺりならではの
豊かな暮らしが、ここなら送れるはず。