コーヒーの香りに、控えめなジャズ。 お気に入りの席はカウンターか 窓際のテーブル。 大好きなカフェで過ごせば 仕事も読書も捗るし 「何もしない」が特別になる。 そんな空間で 四六時中過ごせたらなぁ…。

なんていう願いが叶えられそうな アンティークカフェみたいなお部屋です。

一人暮らしにジャストサイズの ワンルーム。 対面のカウンターに 壁向きのキッチンという配置が贅沢。 東京メトロ有楽町線　新富町駅から 徒歩7分という立地も魅力的。 少し背伸びした大人な町、銀座一丁目と 親しみやすい下町の月島の間にある駅なので 東京を存分に味わえそうです。

収納は廊下にまとまっているのは お部屋に生活感を出さないための 気遣いだったりして、と思います。

幅広のハンガーラックは 下にチェストなどを組み込みながら 上手に構成していけば なかなかの収納力を発揮してくれそう。 枕棚の存在も心強い。

サニタリーエリアは1か所にまとまっています。 ホワイトで統一された スッキリとした空間です。

そしてね、兎にも角にもお部屋が気になる。 カウンターにはスツールを置いて、 もちろん一人暮らしならそれだけで お食事には事足りるわけですが 窓際にもぜひコーヒーテーブルと 椅子を向かい合わせに2脚並べたい。 気分によって、席を選べるようにね。

床材はラフな味わいの足場板です。 さすがに土足とは言いませんが 「カフェにきました！」の気分を味わうのなら ルームシューズはとびっきりの一足を。 シンプルな部屋に映える チャイナシューズはどうでしょう。

どうぞ、どうぞ、飾ってください！ と言わんばかりの木棚も いい味出してます。 Tivoliのスピーカーとか置いて レトロな雰囲気もいいなぁ。

コンクリの壁に白ペンキ、 思わず触りたくなっちゃうような この質感がたまりません。

奥行きのあるカウンターに ステンレスのキッチン。 横にある小窓もうれしいポイント。

朝から豆を挽くのもいいけど ちょっとびっくりするくらい 大きい音のコーヒーメーカーも好き。 こんな素敵なお部屋なら 二刀流もありかな。

カフェタイムにこだわるあまり お洋服のコーディネート数より お気に入りのエプロンの方が 多いんだよなぁ…なんて偏愛も このお部屋ならば許されそう。

カフェ巡りをするよりも とことんお気に入りに仕上げた カフェみたいな自分のお部屋で 幸せに過ごす時間が増えて いつかは自分のお店が持てたらな… なんて素敵な夢が 広がっていく予感がします。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk