2人で暮らしはじめてから、 また2人になるまで。 家族の一生に寄り添う リノベーションマンションです。

玄関を開けると ニュアンスのある質感の アクセントウォールがお出迎え。 ２人並んで靴が履ける ゆとりのある空間です。 廊下の床の一部が タイル貼りになっているので バギー置き場にもってこいですね。

キッチンは奥行きが広めの対面タイプ。 リビングをまるっと見渡せるのも 子育て世代にはありがたいですね。

特徴的なのがダイニング横の 腰高の飾り棚。 下側の壁に少し厚みを持たせて ものを置けるようにしているのですが、 出幅を梁のでっぱりに合わせることで フレームのようにすっきりと 納めています。

フレームの内側の壁には マグネットがくっつくので、 思い出の写真や お子さんの描いた絵などを飾って ギャラリースペースにするのも よさそうですね。

6.1帖の洋室は主寝室にピッタリ。 クイーンサイズのベッドも 余裕を持って置けちゃいます。 天井を照らすコーブ照明を 採用しているので、やわらかい光の中で リラックスタイムが過ごせそうです。

主寝室に隣接するクローゼットは キッチン横につながる ウォークスルータイプなので、 利便性も抜群。 ファミリークローゼットとしても 利用できそうな大容量ですね。

デスクが置けるスペースもあるので ワークスペースとしても利用可能。 キッチンから一直線の動線を活かして 家事室という使い方もいいですね。

リビングの隣の洋室は日当たりもよく 子ども部屋に最適。

玄関横にも、もう一つ洋室があるので ２人のお子さんにそれぞれ個室が 必要になっても十分対応できます。

洗面台はかなりワイドなタイプなので ２人ならんで使えちゃいますね。 収納もかなり充実しているので 家族分のスキンケア用品や整髪剤も きちんと収めておけそうです。

間取りは3LDK。 子育て真っ最中の時期はもちろん、 子どもたちが少し大きくなって 個室が必要になった時、 巣立って行った後、 それぞれのライフステージに合わせた 暮らし方ができそうなお部屋です。

壁に飾られる思い出は、 家族の成長とともに形を 変えていくでしょう。 この壁が思い出でいっぱいになるまで 家族でならんで 過ごしていきたいですね。

文・佐藤シュン 浜松で設計事務所をやりながら、黒猫と暮らしています。