建築好きにはお馴染み、 「秀和レジデンスシリーズ」の 最上階・角部屋が空きましたよ！

はぁ〜しみじみとかわいい。 アイアン製の看板に書かれたマンション名。 実にいいフォントで書かれています。

水面を描いたような床のタイルや 煉瓦調のタイルと、 凹凸のある白壁の組み合わせから 醸し出される異国情緒。

天井のステンドグラスは 花の蕾をモチーフにしていて 非常にエレガント。 昭和レトロホテルの入り口みたい。

アーチ開口部など 全体的に曲線が使われていて やわらかな印象です。

秀和レジデンスシリーズは、 1964年の東京五輪の頃に作られ始めた マンションシリーズ。

南欧風の青い瓦屋根と スタッコ調の白い塗り壁、 黒い鉄製柵という 特徴的なデザインが代名詞で、 当時東京で一斉を風靡しました。

その人気は今なお健在。

パリのアパルトマンを 彷彿とさせるデザイン、 時代を超えて うっとりしちゃいますよねえ。

ここは渋谷から徒歩約8分の 住宅街、桜ヶ丘。

10階建ての最上階角部屋が 募集中のお部屋です。

ご覧の通り、 ただいま大規模修繕中のため 足場が組まれています。

それでも日当たりの良さは抜群！

工事が終わったらさぞ気持ちいい 日当たりと見晴らしなんだろうなあ！

ベランダから見える 青い瓦屋根と白い塗り壁。

かわいくてかわいくて、 ここに椅子出してコーヒー飲みながら 愛でたいくらい。 秀和ラバーにはたまらない特等席。

洗濯物干はベランダではなく、 屋上になるそう。

うわあ、この風景も最高…

S字の鉄柵も美しい。 さりげない部分もこだわられていて 気品を感じます。

室内は築年数を感じさせないくらい ピカピカに改装されています。

特に水回りは最新式になっていて快適。 スマートなタンクレストイレなのも嬉しい。

キッチンはグリル付き3口ガスコンロで 料理もしやすそう。

間取りは約37㎡の1LDK。

少人数でのSOHO利用も 相談できるそうです。

秀和レジデンスがオフィスだなんて、 夢みたい！

ベランダが２つあるのも ちょっと特別感ある。

秀和レジデンスならではの スタッコ調の塗り壁を背景に 物撮りや人物撮りするにも ちょうど良さそうなベランダ。

渋谷勤務の方のセカンドハウスとしても 便利かもしれません。

このお部屋しかり、共有部しかり、 丁寧にメンテナンスされ 引き継がれてきたのが伝わってきます。

大規模修繕の足場が取り外され、 お手入れされた眩い外観が お披露目されるのが楽しみです！

文・戸田江美

デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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