「いらっしゃいませ地下街」の 看板が醸し出す、 怪しげで惹かれるこの感じ。 たまらない！

昭和後期〜平成初期の 空気感が詰まった入り口。

 夜な夜な怪しく 明かりが灯るのでしょう。

 ディープなにおいに誘われて 恐る恐る階段を降りると そこはスナック街。

募集しているのはこの スナック地下街の１区画。

前店舗の名前もグッときますね。 カモン、と呼ばれて中に入ると…

L字カウンターが残った THEスナックな間取り。

レトロポップな明るい壁に、 ライトの独特な陰影が広がります。

カウンター内にはキッチンや棚など 設備と備品が残っています。

そのためすぐにでも 営業開始できそうな状態。

初期費用を抑えて 店舗を構えたい人には 嬉しいですね。

サイケデリックレトロな世界観を引き継ぐ。

はたまた、新たに始めるお店の コンセプトに合わせて 壁の色を変えるだけでも だいぶ雰囲気が変わることでしょう。

コンパクトな空間なので お客さんとのコミュニケーションが とりやすい距離感です。

それを活かした形態のお店が合うのかな。 マスターと談笑しながら過ごす スナック、バー、喫茶店でしょうか。

この地下スナック街、 他のテナントは、毎日店主が変わる シェアリングコーヒースタンドが入っており 昼間からとても賑わっているそう。

個性的なお店が集まる 新たな令和のスナック街を形成できるかも。 想像するとワクワクします。

京王井の頭線「富士見ヶ丘」駅から 徒歩2分という立地の良さも嬉しいところ。

ちょっとドキドキする地下街への入り口、 階段を降りた先に現れる昭和スナック街、 その中で過ごせる特別な時間。

「此処だからこそ」の独自の世界観を 作り上げてみたい人には 腕が鳴る物件ではないでしょうか。

そんな方がいましたら、ぜひ いらっしゃいませ地下街へ！

文・戸田江美

デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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