まだ終活には早い年齢なんですが… ついのすみかには こんなところもいいなあって よく思っています。

昔ながらの1DK。 間取り図では和室になっている部屋は 洋室へ改装されています。

まず、愛おしいのは ポップなライム色のドア。 ノスタルジックなおもむきと ビタミンカラーの明るさで 心が潤う気がするんです。

玄関のそばには、すぐキッチン。 昔なつかしいこの配置は、 スーパーから帰ってきたら すぐに料理にとりかかれて、 経験上、意外と便利だったりします。

レトロな流し台、いいですね。 シンクも広くて ひとり暮らしには充分。

冷蔵庫に食器棚。 小さなカフェテーブルを置いて… うん、うん。 シンプルで 使い勝手のいいダイニングが ばっちり想像できたぞ。

パーケット風の床の模様も 味があってかわいいですよね。 白系のシンプルなものでも レトロ感のある家具でも どちらでもなじみそう。

昭和なおもむきのある ガラス戸も魅力的です。 このタイプのすりガラス、 今では珍しくなりました。

居室は7帖の洋間。 南向きで 通電前でもこの明るさです。

お、ここは床の間だったのかな？ 良い具合のくぼみがあります。 ハンガーラックを置いて クローゼット風に使いますか。 それとも、 机を置いてワークスペース？ 王道にテレビコーナーにするのも よいですね。

洋間だし、寝具をベッドにして、 お洋服や身の回りの品々は おひとり様なら こちらの押入れでひとまとめに 収納できると思いますよ。

高い位置に物干し受けがあるのって やっぱり、好きなんだよなあ。 洗濯物がきっと よく乾くに違いない。

まわりの建物が低めなので 空が大きい眺望です。 夕焼け時の茜空を めいっぱい楽しむことができますよ。

朝は空の青さで 目が覚めるんだろうな。

サニタリーはダイニング側に 集まっています。

洗濯パンと洗面台と台所が ひと所にあると 忙しい時間に 助かるんですよね。

シンプルで収納は少ないですが ラックを置いたり 壁にかけたりなどして 収納を楽しみたいです。

トイレはウッディな雰囲気で より落ち着くスペースに。

お風呂はトイレと別で 浴槽もあり、 しっかりと温まれます。

なつかしさを感じる外観、 惹かれるなあ…。 栄駅から電車で10分の最寄り駅、 志賀本通駅から歩いて6分。

1978年生まれのいぶし銀。

4階建ての3階部分で 階段のみになるのですが、 日頃の運動だと思えば ちょうど良いですし。

ほら、 このエントランスの感じとかも、 いいでしょう？

自転車で15分ほど行くと 矢田川の河川敷。 静かでのんびりとした住宅街ですが 徒歩圏内にスーパーや コンビニもあるそうです。

そして、驚きのお家賃も 魅力的です。 初めてのひとり暮らしや セカンドハウスとしても 良さそうです。

おばあちゃんな年頃になって、 このお部屋でひとり楽しく 余生を送る自分の姿を想像すると、 早くそうなりたいなあ…なんて 思っちゃったりもします。

文・葱山紫蘇子 劇団維新派→色々→介護業を経験。漫画と建物と書き出し小説が好きな4人の子を持つ大阪のシングルマザー。 @sisokoex