歴史深い和洋折衷のお屋敷|兵庫県神戸市 賃貸 430㎡
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
約630坪の広大な森の庭。 その中に建つ、スパニッシュ様式の洋館。 昭和10年ごろに、当時の主が 「結婚を機に建てた」という豪邸です。
結婚を機に建てるものの スケールが大きすぎて痺れる…! 戦後は一時期、英国領事館に 貸していた時期もあったそう。
いやはや歴史深い…
こちらは玄関ホール横の待合室。
来客が重なった時は
ここでお待ちいただいたそう。
やっぱり、スケールが大きい。
1階中央のお部屋のマントルピースには 大理石が使われていて重厚感があります。
さらに造り付け家具は、 文明開化の時代から続く家具店 『永田良介商店』に特注したものだそう。 他の部屋のマントルピースのタイルは 老舗の川奈ホテルや箱根の強羅花壇の ものと近似しているそう。
どこをとってもこだわりがあり、 上品で歴史的。
やっぱりとっても、スケールが違う。  2階へ続く木の階段を照らすのは、 アーチ型のステンドグラス。
由緒正しい寮学校のような雰囲気。 2階のサンルームはグリーンのタイルが 貼られていてとってもかわいい!
このサンルームつきのお部屋は
子ども部屋として使われていたそうです。
なんて夢のような子ども部屋…!
2階にいても お庭の緑が部屋を照らします。 全ての和室に床の間がついていて 品格のあるお部屋になっています。 コンパクトな和室も。
この建物、以前はスクール事業が おこなわれていたそう。 その際、敷地内に プレハブ2階建の建物が増築されました。
薄いグリーンと白がかわいい外観。
また別の棟も建っていて、
ここにはなんと、
おくどさん(かまど)もあります!
井戸までついている。
かつて水まわりは
ここに集まっていたんですね。
この風情を活かし繋ぐ方が ご入居されますように!
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e