コンクリートむき出しの床に 節目のある木製造作がクールなテイスト。 しかもですよ、 ふたつ並んだ重厚そうな扉にご注目！

古い倉庫扉のように いかつい！そして、かっこいい！

ガチャガチャリ、ギィィ… 彼が扉を開けるとそこは 秘密のアジトだった…

みたいな妄想をかき立てられます。

間取り図を見ると、扉の向こうは トイレとサニタリーに なっているようですね。

そちらはいったん置いておいて、 まずは玄関から見ましょうか。 写真は、前回募集のものとのことです。

コンクリートの内装に銀色ダクトの インダストリアルなこの感じ。 こういうのがお好きな方、いるでしょう？ （私です）

ツヤありブラックの玄関扉が剛健で 思わず惚れてまうやろ、な内装です。 玄関たたきが、ほぼフラット？ いや、ゆるやかに少しだけ たたき側が高くなってるみたい。 ちょっと海外っぽくて そういうところも、キュンとくる…。

備え付けの下駄箱も 大きくて、頼もしいかぎり。 ごっつい、革のロングブーツを ずらりと並べてみたいものです。

キッチンも木製で シンプルにかっこよくて。

2くちのIHコンロは ひとり暮らしに、うれしいところ。

そして、こちらよーく見てみると ロータイプのロフトになっているんです。 サイズはお布団ひとり分以上ある ほどよい大きさ。

旅行かばんや季節のものなどを しまっておくのに ちょうどよさそうなスペース。 武骨な内装なのに、この心づかい。 なにこのギャップ萌え…好き…。

金属パイプを利用した ロフトにかかる梯子と オープンクローゼットも憎いです。 かっこよすぎて、しびれるなあ。

加えて、先に紹介した あの重厚そうな扉を開けると 味のある木製の洗面台が 鎮座していましたよ。

照明も個性的！ 収納を工夫して 飛行機の操縦席のような 秘密基地の作業場のような メイクアップルームにしちゃうのも ありかもです。 うーん、わくわくする！

洗面室の奥には ホワイトのお風呂。 ワンルームでも浴槽付きは やっぱり、ありがたいです。

もうひとつの扉の奥はトイレ。 シンプルながらも、 作りつけの棚があったりして ここにも、優しい気配りを感じます。

さらにこちら、 南向きのルーフバルコニーもあるんです。 この幅広さ、ひとり暮らしには なんと贅沢な。

眺めは、ザ・都会なビル街です。 やー、こういう景色、 ハードボイルドっぽくって 大好きなんですよね。

緑が恋しくなったら広いバルコニーで 植物を育てるのもよいですし、 共用廊下の天井の優しい緑色を 愛でるのもよいものかと。

実は、その共用廊下からは お墓を見下ろせたりするのですが…。 その分、建物がなくて空も広いので、 意外と穴場だと思います。

それになんといってもこちら、 大阪メトロ・谷町線の 天神橋筋六丁目駅から 徒歩2分という好立地！ 名店が立ち並ぶ 天神橋筋商店街もほど近く、 梅田から歩いて帰るとしても 徒歩30分ほどですから もしも終電を逃しても、 歩いてお家に帰れるんです！

あ…つい、自分を基準に、 「飲み」に焦点を置いて おすすめしてしまいましたが… 通勤通学にも もちろん便利なところですよ。

それにしても、 この外観からは想像できない ユニークでクールな内装に またしても、ギャップ萌えしてしまいます。

ひとり暮らしや セカンドハウスにもうってつけ。 都会の真ん中で 秘密基地に住むような暮らし、 心から、あこがれます！

文・葱山紫蘇子 劇団維新派→色々→介護業を経験。漫画と建物と書き出し小説が好きな4人の子を持つ大阪のシングルマザー。 @sisokoex