天井裏まで続く、 お猫様の通り道。

我が子のあんな姿、こんな姿、 いろんな角度から拝めそう。

梁まで行けちゃいそうな 造りがユニーク。

建物全体が縦横無尽な キャットウォークのよう。

壁の風合いも素敵だろうなあと思ったら、 広島県産の瀬戸漆喰を使用しているそう。

木材は高知県産の天然杉を使用していて 自然素材にこだわったリノベ物件です。

２階には畳の小上がりがあり、 ごろごろ昼寝したり漫画読んだり。

ミニ書斎を作るのもいいかも。 腰に優しい座椅子を買って、 傍には丸くなったお猫様。

脇には作り付けの棚があって。 書類や本を収納するのにちょうどいい。

小上がりの下は収納スペースに なっているのも便利です。

間取りや素材感、 採用しているデザインからも こだわりが感じられます。

玄関とリビングをつなぐ 室内アーチや

まあるい鏡と洗面ボウルなど 随所にかわいいポイントも。

深めの浴槽にどぶんと浸かれば 疲れも取れそう。

事務所利用もOKとのこと。 「お猫様のいるオフィス」も 叶えられちゃうわけですね！

ちょっと気になるのが、 梁に照明配線などがある点。 猫様が悠々自適に 歩くには少し心配。

なので、 あんまり高いところが得意ではない子や、 ヤンチャはしないわよ、な子が 合うお部屋かもしれません。

あと畳の爪研ぎ防止対策も、 猫様によっては必要かもです。

とはいえ猫様の個性によるので ここで一緒に過ごすのに ぴったりな性格の子もいるはず。

のんびりとした子と まどろみながら 暮らせそうなお家です。

文・戸田江美

1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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