廊下から室内まで テラコッタタイルで仕上げられた床。 プレーンな白い壁が よりくっきりと、洗練されて見えます。 開口部はアールで 素敵が隅々まで行き届いていて このアングルで部屋を眺めるだけで 幸せになれてしまう。

廊下にキッチンがあって 居室は6帖強。 ひとり暮らしのお部屋代表！という感じの プレーンな間取りなのに 素敵な内装のおかげで なんだかスペシャルな毎日が 送れる予感がします。

初台という、新宿からほど近い立地も フットワークを軽くしてくれそう。

あらあら！ こちらの棚の周りも アールで囲ってくれていますよ。

このなめらかな曲線が たまらなく愛おしい。 時々腹ばいで近づいて そっとなでてみたりして。

真ん中にテレビを置いて 両サイドには棚をDIYするとか？ ちょっぴり派手なアート作品とかも この部屋には映えそうだから ディスプレイを楽しみたいな。

奥のハンガーラックは カーテンレール付きなのもありがたい。

お向かいの壁はいたってシンプルですが ピクチャーレールがついていますよ。 このままでもいいけど レールがあるなら何かしたい！ ハンギンググリーンもいいし アフリカ布とかをラフにかけたりするのも 似合うんじゃないかなぁ。

キッチン、作業台もあって いいサイズ感です。 ミニマルなデザインに オープンラックや コンロ上の調理器具がかけられるフックとか 気が利いています。

ちょっとちょっと！ ここもテラコッタタイルですよ！ ブロックを塗装した壁や まんまるの鏡もかわいくて 心が踊りっぱなし。

ちゃんと浴槽もある！ キッチンや脱衣所に しっかりスペースをとっていたので シャワーだけでも 全然OKの気持ちだったのですが これはうれしい誤算、 なんて勝手に思っています。

自分だけの素敵な空間って ゼロから作り上げるのも きっと楽しいと思うけど そこまでがんばるのって センスとか気力とか まぁ色々大変だったりもして。

だけどこの テラコッタタイルと かわいらしいアールにアシストしてもらえれば お部屋を彩るのが楽しくて あっという間に 特別な空間ができあがるんじゃないかと わくわくしてしまうのです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk