父から引き継ぐ平屋の我が家の第二章 |茨城県稲敷郡 リノベ事例
建具に鴨居、梁と木の天井板。 きっと、年季が入ったものだろうけど つるつぴかになって活かされてるんだなあ。 経年の美しさ、というのか。 うんうん、好み好み…。
ふだんは借りられる・買える物件を ご紹介している物件ファンですが、 たまには気分を変えて、 物件が生まれ変わる様子を 追いかけてみたいと思います。
この家が生まれたのは今から53年前。 腕利きの大工さんだった 家主さんのお父様が建てた平屋だそう。 のどかな里山に囲まれた民家。 間取り図はありませんが、 古き良き日本家屋によく見られる、 座敷や台所、土間などが 「田」のカタチに配置された “田の字づくり”だったそうです。 住み継ぐことを決めた家主さんご夫婦は、 この家を取り壊すことなく 再生させる道を選ばれました。 今と昔の外観を見比べると、 今のほうがすっきりコンパクトに なっていると思いませんか? 以前は、増築された複雑に折り重なる 屋根の下に水回りが集中していたそう。 そこで、リノベーションの際に 積極的に減築。コンパクトに 生まれ変わりました。 はぁ〜、気持ちよさそうなLDKです。 ダイニング側は天井をぶち抜いて トップライトを付けたことで 明るさと開放感が生まれています。 一方で、きっと大工のお父様が 厳選したであろう木の建具や 柱、梁といった木製部材は磨いて 素朴なよさを引き出すことで 今の時代にもいきいきと活躍。 視線を変えると、この風景。 ゾーニングにメリハリがあって、 毎日が楽しそうです。 畳コーナーもイマドキの表情。 掃き出し窓から陽光が差す板の間で 日向ぼっことかね…。 素敵すぎて目頭が熱くなってきた。 やさしく眠りにいざなうベッドルーム。 外部側から断熱や気密、 防水や耐震などの 機能を付け加えたことで、 お父様の匠の技を残しながら 快適さをしっかりフォロー。 家主さんご夫婦の想いが叶って 新たに鼓動を刻み始めた平屋。 大工さんだったお父様も きっと驚き、喜んでいるでしょうね。
この古民家再生を手掛けた 株式会社リノベさんは、 古民家再生のみならず、 いろんなテイストの リノベーションを手がけています。 たとえばこんなテイストの住宅も。 2月4日(土)・5日(日)には、 以前、物件ファンでも紹介した こちらの物件で 自宅のリノベーションを 検討している方に向けての見学会を 開催するそうですよ。 気になる人は足を伸ばしてみては。
【見学会】 ※予約不要
開催日時 2月4日(土)・5日(日) 10:00~16:00
場所:茨城県つくば市森の里88−10 ※駐車スペースあり イベント詳細はこちらからどうぞ
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