北欧では家で過ごす時間が長いため、
家に対するこだわりも強いそう。
今回は本場にも負けない北欧風団地リノベを
ご紹介します。

まずは間取り図を。
お部屋の名前がとても変わっていて、
それぞれ「タイルの土間」、
「広いスペース」、「木の部屋」
となっています。

玄関とひとつづきになっている
「タイルの土間」。
床一面に敷き詰められたやわらかい色合いの
タイルと、少し織目の粗いカーテンが
調和しています。

南側の16畳ほどの「広いスペース」。
コンクリートがあらわしになった空間と、
軽くやわらかなカーテン、北欧風の家具が
見事にマッチしています。
少し難易度が高そうなペンダントライトも
違和感なく受け入れてくれる懐の深さ。

カーテンの向こう側には、
ハンガーパイプも設置してあるので
収納スペースにもいいかも。
でもこんな風にカーテンに照明が
透けて見える景色も捨てがたい。

2つの窓のカーテンもワイヤーで
吊ってあるんですね。
空間全体でも統一感が取れて、
かつ、窓周りがすっきりと納まっています。

そのお隣の「木の部屋」。
北側からの柔らかな光を障子が拡散して、
非常に落ち着いた空間です。
和風と北欧風のいいとこどりな雰囲気なので、
クッションを使って床に座っても、
椅子に腰かけても気持ちのいい
スペースになりそう。

水回りも充実していて、お風呂はピカピカ。
窓もついているので換気もばっちりですね。

トイレもスタイリッシュな雰囲気で、
清潔感抜群。

大きなアイランドキッチンは、
スツールを置けばテーブル代わりにも
なっちゃいそう。

一段上がった調理スペース側も
椅子が置けるほどに広々。
そしてキッチン奥の
サービスバルコニーには…、

なんとサウナが楽しめるスペースまで！

シャワーで汗を流した後は、
外気浴まで楽しめて、まさに北欧風。

3つのお部屋、それぞれに違った個性がある
素敵なおうち。
食べる、寝るなどの行為で部屋を
分けるのではなく、そのときの気分で
居場所を変えるのも面白いかもしれませんね。