一目見たら忘れられない
インパクトのある形ですね。
一体室内はどうなっているのでしょうか？

地上2階、地下1階のこのお宅、
アプローチは地下にございます。

玄関前のこちらの空間はドライエリア。
地下室に風や光を
届けるための外部空間です。
壁や床が白いので、反射光でより一層
明るい空間に。

広さもあり、何より人目が
気にならないので、
このようにアウトドアリビングとして
利用しても気持ちよさそうですね。

そしてこちらがドライエリアの隣の階段室。
反射光のおかげか、北西の窓とは
思えないほどに明るいです。
また、階段の踏み板にはグレーチングという
素材が使用されています。
通常は側溝の蓋などに
用いられる材料ですが、
こういう使い方をしても
軽やかで素敵ですね。

階段のお隣にはまっ白な洗面室。
間接照明でより上品な空間に。
お風呂のドアはスケスケです。

洗面室とおそろいのモザイクタイルが
かわいい浴室。
湯舟に浸かった時、ちょうど顔の来る位置に
窓が設けられているのも
気が利いていますよね。

LDKの床はコルクタイルとなっております。
滑りにくく、クッション性にも
優れているので、
ワンちゃんや猫ちゃんにもピッタリかも。

キッチンには食洗器やオーブンも付いていて
頼もしい限り。
洗濯機置場はここにあるので家事動線も
スマートですね。

こちらが例の大開口！
全面が開口になっているので
開放感があって気持ちいいですね。
折れ戸のような可動式のルーバーも、
シーンに合わせた使い方ができそう。

外から見るとこのルーバー、
上から下に向かっての羽の間隔が
狭くなって、角度も変わっていますね。
この工夫のおかげで、
道路側からの視線は遮りつつも、
風や光は
取り入れられるようになっています。

間取り図からも2階部分が１階部分より
大きく張り出していることがわかります。

2台分の駐車場を確保しつつ、
広々とした開放的なリビングも欲しい…。
一見ふしぎな形も、そういった要望を
解決するための、必然的なデザイン
だったのかもしれません。