古い平屋にはゆったりした時間が
流れている気がする。
何がそう思わせるのだろう。
最新のスマートなモノたちとは無縁そうで
マイペースで我が道をゆくような空気か。
どんな人でも、どんな暮らしでも
受け入れてくれそうな大らかな表情か。

本当は、みんなこういうの好きなのに
目まぐるしく変わってく
目の前のものを追っかけて
早歩きしてて、忘れちゃうんだ。
えっと、何の話だっけ。
そう、結局みんな平屋が好きでしょって話。
（そうだっけ？）

そうそう、この茶色い、ザ・昭和の平屋。
懐かしいよね。住んだことないのに。

わ、意外にも、中は板張りなんだ。
砂壁とかだと、ちょっと付き合い方を
躊躇してしまうのだけど
和、洋、アジアン、ミッドセンチュリー…
どんなテイストもいけそう、
どんな絵や写真を飾っても受け入れてくれそう、
そんな、中性的な感じがいい。
目の前のドアの先は

台所。現状はかなりラフで
あちこち手を入れる必要はありそうだけど
あの光射す窓辺の空気は最高。
ほっこり系古民家・平屋暮らししてる方々の
憧れの台所風景に近付ける…！

窓辺に、竹や木の台所用品やザル、雪平鍋、
珈琲グッズなんかを並べるんだ…！

間取りは3DK。
色々と、ちょうどいい。
台所からつながるのは、
洗面所、そして、お風呂場。

洗面所のレトロな花柄フロアマット、
かわいいけど、ちょっと年季が入ってるから
洗面台周りと合わせて
まるっとリノベしたら良さそう。
窓はあのまま残したい。

このお風呂場も然り。
窓が大きいのはありがたいな。

トイレは玄関入ってすぐ横。
ここも荒削りな感じなので
自分好みに手を入れてもいい。

独立した洋室は
パーケットフロアに板張りで
なんとなく懐かしさがある。
このままの雰囲気でも
良さそうな気もするけど
床を張り替えたり
壁を塗ったりしたらもっと良くなりそう。
独立した部屋なので、
アトリエや事務所として使うのもアリ。

二間続きの和室は
開け放つと12畳と、なかなかの開放感。

どちらも長ーい縁側に面してて

縁側いっぱいの木枠のガラス戸に、

この真鍮の捻り錠。
たまらない。

この風景だけで、この家大好きと思える。
荒れ気味の庭も頑張ってきれいにして
家庭菜園なんかやってもいいな。

DIY可能ということで、
バーーンと板の間にしても
ガラリ雰囲気が変わって素敵だろな。

庭にはちょっとした物置小屋もある…
けど、改修が必要そうではあります。

家の横の階段を上った先には
こんなベランダも。
シーツがハタハタとなびく
平和な光景を思い浮かべる。

これだけの雰囲気を残す
希少な平屋が、このお値段。
DIYにもちょっとお金がかけられそう。

しかも！なんと掲載元の
omusubi不動産さんが
DIY費用を上限5万として
サポートしてくれるそう。
不動産屋さんがお金をくれるなんて
あまり聞いたことありません。
ほんの少しでも、足しになりますよね。

近くには、スーパーや、八百屋さん、
ドラッグストアなど、
日常生活に欠かせないお店はもちろん、
こだわりの珈琲屋さんやパン屋さん、
美術系書籍や雑貨を扱うお店などもあり、
ちょっと素敵でスローな暮らしを送れそう…。

この縁側で、コーヒー飲みながら
美味しいパン食べて、本を読む…最高！！
なんとなく肩の力が抜ける、
こんな平屋で、ゆるりのんびり、
暮らしたいものだな〜。