世田谷で見つけたほっこりカーブの洞穴暮らし。
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
ふんわり ゆるやか もこもこもこ。
見たことのない、緩やかなカーブを描く室内。
手作り感があって、ほっこりする。
まるで動物が暮らす洞穴みたい。
ぐるっとバルコニーに囲まれたLDKに
半オープンの書斎
寝室になりそうな居室を1つ。
みてみて、間取り図の壁も
さりげなくカーブしている。
建築士のオーナーさんが仲間と開発した
新たな工法で施工されたお部屋。
印象的な壁は漆喰仕上げ。
壁紙では出せない質感と
ぽってりとした厚み。
もこもことした壁や天井には
ぽっこり気になる穴が。
よく見ると中にはレセップが!
なるほど、無機質なものはやんわり隠して
アクセントにしているのだ。
そしてちょっと大きめの穴は
ニッチにしても
かわいいこちゃんのおうちにしても!
手作り感あふれる内装に合わせて
家族でDIYしたテーブルを
置くのもよさそうだ。
白のベースに
木材のトップがかわいいキッチン。
上には飾り棚もぐるっとついていて
食器や調理ツールを並べられる。
LDKから続く廊下は
ほんのり個性的。
ダウンライトが隠れている。
LDKとゆるやかにつながる書斎は
集中できるおこもり空間。
バルコニーに面しているから
明るくて気持ちがよさそう。
デザイン性の高いお部屋だから 生活感のあるものは すっきりしまっておきたいところ。 場所は世田谷区八幡山。 駅からは少し距離があるものの その分緑も豊か。 夏には花火 天気のよい日は富士山が見えることもあるそう。 ウッドデッキのベランダにチェアを置いて のんびり眺めるのもよさそうだ。 ベランダからは まぁるいガスタンクもチラリ。 この景色、ずーっと見ていられそう。
唯一無二のカーブを描くお部屋。 個性的でありながら親しみやすく 家族を優しく包んでくれそうだ。
文・よしだゆき 街散策とタイルをこよなく愛するフリーライター。元住宅情報誌編集者。築35年の中古マンションをフルリノベして暮らす2児の母。