うっ…かわいすぎる…！ 目を引くのに派手過ぎず ちょうどよくくすんだ赤い壁に チェッカーガラスがはめ込まれた 真っ白なドア。 海外ライクな色のコントラストが どストライクでございます。

外観からして 胸のど真ん中にバシッと刺さる。 本を開いたような形状に くりぬかれた壁の奥にも お揃いの赤がチラ見えしてます。

なるほど、こんな感じで 階段裏から配管まで かわいくおめかしされているのですね。

ハート形に並べられたポスト。 このマンションのデザインを考えた方は 心をくすぐる天才かしら…と 想像を膨らませてしまいます。

共用部だけでおなかいっぱい、 ときめきまくっているのですが お部屋の中も見てみましょう。 ゆったりサイズの1Kは 居室・水回り・収納、 全体的に余裕があり ストレスなく暮らせそう。

あらあら、玄関も素敵！ 自分じゃなかなか思いつかない 大胆な色づかい。 居室と反対色でも 少し低めの彩度で合わせることで しっくりと馴染むのですね。

キッチンの前あたりに 白木かオーク材の 小さなテーブルを置きたいな。

このスペースは窓から見える わさわさとした緑が主役。 広い面積を占めるのは 風景を際立たせる薄いグレーの壁で、 ここでは赤はあくまでもアクセント。 上手に計算されたお部屋だなぁと 改めてほれぼれします。 窓辺にベッドが置けそうですね。

キッチンはコンパクトながら 窓の外が眺められる位置なので 抜け感があって気持ちのいい空間。

ウォークインクローゼットの中は ブロックを白で塗装。 この程よいラフさがたまらない。 また1つこのお部屋を好きになります。

くぅぅ…まだ撃ち抜いてくるか！と 身悶えするような洗面台。 コロンとしたフォルムの洗面ボウルに まぁるい鏡。 そしてこの照明のセンスよ。 玄関とお揃いカラーの壁に 鏡に映る収納棚も気が利いています。

木目調のバスルームに

トイレももちろんぴっかぴか。 まだ隠れてましたよ、 こちらはベージュのアクセントウォールです。

家中でセンスがきらめく こちらのお部屋があるのは 福岡市中央区桜坂の高台。 築40年以上経過し初めて大規模改修されたそう。 時を経て生まれ変わった 坂の上のマンション。 なんだかドラマチックな日常が 待っている気がしませんか？

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk