わたくし、びっくりしましてね。
こちら、団地なのだそうです。

白い、白いです。
居室だけでなく、廊下や
キッチンまで驚きの白さ。
なんだか神聖な場所のよう。

間取り図を見てみると
ほっこり、昔ながらの
団地の表情が浮かびます。
キッチンに6帖の洋室が3つ。
以前はどれかが
和室だったりしたのかな。

さわやか〜。
壁はコンクリートの上に白く塗装していて、
漆喰風になっているのも好きなところ。
家具は写真のように白を基本にして
ポイント的に濃い色を入れると
部屋に立体感が出ていいですね。

引き戸を全開にして
北側の洋室とひと続きの
大きな部屋にしてもよさそう。

この窓、好きなんですよね。
膝くらいまでの高さの窓。
スキッと眩しい内装の中に
団地らしい面影に気持ちがなごむ。
押入れも大きめだ。

南向きの掃き出し窓のおかげで
もはや神々しい明るさ。
窓からの陽光と光を返す白の効果がすごい。

よし、こんな台所を待っていた。
惜しみなく用意された収納、
広い作業台にシンク、
同じ並びに冷蔵庫置き場。
そして徹底して白。

台所と同じく掃き出し窓がある
西南角の洋室はベランダへと出られて…

天気がいい日は東京スカイツリーと
富士山がベランダから見えるそう！
わーいいな、テンション上がる。
日が暮れた後の夜景にも期待。

白の洗面台はよく見かけますが
この部屋の洗面台はきっと選ばれしもの。
とことん、白くいこう。

手堅く暮らしたい気持ちに
応えてくれるお風呂場です。
写真には写っていませんが
換気窓もあるようです。

白に囲まれていると
心なしか気分も明るくなりますね。
写真を眺めている今ですら
すがすがしい気持ちを
おすそ分けしてもらっている…。

大きめのシューズクローゼットは
きっと頼りになるはずです。
公共部も実にいい雰囲気でして

子どもたちにうれしい大きな遊具と、
いちょうの樹があります。
「いちょう広場」っていうんですって。

吹き抜けるそよ風、小鳥のさえずり、
響く子どもたちの笑い声…
ベンチでのんびり座っていたら
お部屋と同じように
心もまっさらまっ白に
洗濯してもらえそうな気がする…。

いかにも団地の外観もしみじみ好き。
この中のどこかに、
特別に白いお部屋があること、
予想してなかったな。