さて、このお家の玄関は どこにあるかわかります？ うーん、この向きでお部屋を見たら 背中側にあるかしら…と 思ってしまうところですが

まさか、まさかのここなんです！ お部屋を出入りする時は

いつだってバルコニー経由。 これは予想外じゃないですか？

玄関を入ってまずバルコニー、 次にキッチンを携えた土間スペース。 アウトドア気分を味わえるこの部屋で さて、靴はどこまでOKにしようかな？

例えばこのエリアには 専用のサンダルなんかを用意して （できればちょっと贅沢に BIRKENSTOCKのとかね）

オープンラックの 土間スペースにせり出した部分は シューズラックにしてみたり。 ハンガーパイプもあるから クローゼットも兼ねるといいかな？

真ん中をテレビ台にして 奥はワークスペースとか… 使い方は自分次第。 そんな自由度の高さもおもしろい。

キッチンってこんなにも シンプルにスタイリッシュに 仕上がるものなのですね。 室内に入った瞬間に目に入るのが このうっとりするようなシルエットなんて うれしいな。

水回りは一か所に すっきりとまとまっています。 グレー×ホワイトの クールな装い。

こちらの物件は お部屋ごとに ちょっぴり間取りが異なります。 先にご紹介したのは302号室。

こちらは反転した間取りの 303号室です。 外と一体感のあるお部屋なので こんな風に自転車を土間に置いたり グリーンをわさわさ茂らせるのが よく似合います。

休日はテーブルセットを出して バルコニスト（と名付けてみました）として バルコニーライフをエンジョイしましょ。

土間とバルコニーが横並びの関係の 301号室に

縦長の部屋の一角に 土間スペースがある 304号室。

大胆な勾配天井で おこもり向けのお部屋もありますよ。 こちらはミニマリストさんにぴったりかも。 家具の配置に工夫が必要ですが カチッとはまったら気持ちいいだろうな。

それぞれのお部屋が 少しずつ違った個性を放ちます。

しかしその全てに共通しているのが 「いってきます」と「ただいま」に 必ずバルコニーが寄り添う間取り。

洗濯物を干すだけの場所になんてしない、 バルコニーと相棒のように過ごす新生活を どう作り上げようか。 きっと今までとは ひと味違う毎日が待っているはずです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk