ガラス戸の向こうから眺めるリビング。
ワイドスパンのおかげで
陽光がキラキラ満ちている。

リビングに入ってもこのすがすがしさ。
左側の窓を開けたら
バルコニーがあるみたい。

居室の間仕切りをすべて取り払って
新たに取り付けられたのは木枠のガラス戸。

もともとは2DKだったそうです。
部屋を細々と区切っていた
壁をガラス戸にチェンジ。
すっかり広々の1LDKになりました。
それは顔つきも変わるというもの。

木枠いっぱい、床はナラ材。
こういう優しい木の集まりに
目がないんですよねえ…。
なかでもリビングの一部の壁面の

表情豊かな合板の馬目貼り。
ちょっと赤みがかった色、うす茶色
黄みがかったものもありますね。
これが日常にある楽しみ。

むむ、なにこの素敵な緑ゾーン。
キッチン側の大きな窓に
レトロな鉄柵があるそうです。
陽もよく入るし、こんな風に
もじゃもじゃ緑を茂らせてみせる…。

そっとリビングに溶け込んだキッチン。
主張せずとも存在感があって。

淡いグレーに木目調のパネル。
うんうん、この部屋に
とてもお似合いだと思います。
スマートだけどグリルも付いている。

ほわっと光が部屋中にめぐるよう
スコンと抜いた高めの天井の白と
壁の白も一役買ってますね。

リビングのお隣の洋室はまた
表情がちょっと変わりまして

リビングの合板の壁面と切り替わる。
木目の優しさとざらざら無骨な顔。

十字格子の室内窓まであって、
なんたる愛くるしさだ。
室内窓の向こう側もきっと
かわいい世界が広がっているに違いない…。
だけどここはひとつ、冷静に見てゆきます。

ガラス戸のおかげで洋室もよい明るさ。
右側の扉の向こう側は
廊下とサニタリーですって。

L字型の廊下が居室と
サニタリーと玄関とも
結んでくれている。

洗面台も木製でやさし。
二段のミニ棚、これはきっと
便利に使えますよ。
右側に洗濯機が置けるかな。

バスルームはシックに
まとめられていまして、

トイレにもミニ棚がありますよ。
小さな花瓶を置いて
花を飾るゆとりのある自分でありたい。

L字型の廊下の先っちょは玄関でして、
あらっ！？ 　あの十字格子は……

洋室にあった室内窓の向こう側ですね？
かわいい傘のランプまで
そばに付けてもらっちゃって。

本当に、自分が似合うものを
よくご存知でいらっしゃる…。
ガラス戸といい、室内窓といい、

見ているだけでこんなに幸せな
気持ちになるんだもの。
住んだらもっともっと
幸せに浸れるんでしょうね。