憧れているのはパリの小さなアパルトマン。 ママに言ったら「ここは日本よ」 なんて言われたけれど見つけちゃったの！ 私だけの、Petit Paris！

1棟まるごとリノベーションされた ガーリーな外観。 出窓と白い門があるお家って 素敵でしょ。

お部屋は2階。 アーチの窓を横目に見ながら 木の階段をのぼっていくの。 アンティークな雰囲気漂う手すりも 海外ぽくてお気に入り。

約30㎡のワンルーム。 それに、ロフトがついていて 私の憧れがギュッと詰まっているみたい。

チョコレートみたいに こっくり茶色の玄関扉。 オープンクローゼットには洋服を キュートなフックにはコートや帽子を掛けて 鏡で毎日ファッションチェック。

窓が仲良く1、2、3、4！ 茶色の木枠の上げ下げ窓。 まさにパリのアパルトマンって感じでしょう？ 窓際には小さなスツールを置いて お花を飾ったり、本を重ねたり それだけで絵になるんだから。

白い壁のモールディングもお気に入り。 上品で、ちょっぴりゴージャスで、 とってもオシャレ！ 床は無垢のフローリングで どこかほっこり、温かい。 この景色を見ているだけで なんだか特別な気分になるの。

キッチンは少しだけ高めなの。 ナチュラルな木の素材感と 白い爽やかなタイルにキュンしちゃう。

可愛いだけじゃダメ。 機能性もしっかりしていないとね。 2くちIHコンロは掃除も簡単だから 料理初心者の私にもピッタリ。

はしごをのぼったら 私だけの隠れ家、ロフトの登場！ どう？想像より広いでしょ？

真っ白でふかふかのローベッドの横には まぁるいお月様みたいなランプ。 それにとっておきの… プロジェクター！

三角天井を使って 週末には映画鑑賞。 もちろんおいしいスイーツを忘れずに。 『アメリ』に『レオン』 もう何度見たか分からない！

おこもり感たっぷりなのに 窓があるから閉塞感はない。 ずっとこもっていたくなるような 心地よさ。

そうそう、サニタリーだって大切。 マットなアクセントクロスが オシャレなトイレに ホッと落ち着く明るいバスルーム。 ヘアパックしながら雑誌を読んだら 気分はまるでパリジェンヌ。

私の憧れがギュッと詰まった 宝箱みたいなPetit Paris。 キュンとするものに囲まれて暮らすって 最高にハッピーなんだ。

文・よしだゆき 街散策とタイルをこよなく愛するフリーライター。元住宅情報誌編集者。築35年の中古マンションをフルリノベして暮らす2児の母。