特徴的な土間が３つもある京町家。
一つ目の土間は、
間取り図では駐車場になっている
この空間。
外と大きな開口と繋がっていて、
そのまま駐車場として使う場合でも
車＋αが置けるくらいのサイズ感。


で、まぁそうですよね、
この感じで駐車場がある京町家も珍しく、
それはそれで車持ちの皆さんには
とても嬉しいでしょうが…

ちょっと勝手にご提案させていただけるなら
一階の奥、坪庭を挟んだ離れにある
二つ目の土間（と言うか床がない空間）にも
よかったら着目して妄想してもらえたらと。

ここ、奥に小上がりがあって、
手前の床が抜かれているという形。

この離れは…
何かの工房とかにもってこいでは？
と思うのですがいかがでしょうか？

この離れの工房で作ったものを
道路に面したあの土間空間をお店にして売る。

どうでしょう？

間取り的に考えてみても
離れの上に二階はかからない。
なので工房で作業していても
居住スペースに作業音的な影響は少なく、
空間の棲み分け的にも都合が良い。

しかも、離れは
二つの坪庭にも面した三面採光で、
風通しも期待できる為、
空気や匂いがこもると
辛くなるような作業なんかもこなせそう。

そうなってくると、
駐車場横、一つ目の土間の横にある
玄関奥の土間は、玄関通路兼の
在庫をストックしとく部屋かな。

そんな感じで居住スペースとしては
一階のここをLDK的にして残りは二階へ。

LDKも坪庭に面しているので、
結構明るそうだし、
開放感も常時確保できそう。

もちろん障子で仕切れるので、
用途に合わせてで。

そしてなにより京町家の良さである
この居住スペースの雰囲気の良さも
忘れてはなりませんよね。

美しい。

外と中との一体感というか、
外を上手に中に取り込むことが、
伝統的な日本家屋の良さの一つですが、
ちゃんとそこは押さえられています！

よき陰翳。

風情もちゃんと残っている良い京町家物件。

二階のしきり戸を全て外すと
とても広い一体空間として利用可能で

でも、分けようと思うと居室3つと
廊下（階段室）というわけ方も可能。

なかなかな使い勝手の良さもある。

よくないですか？この物件。
良すぎる。

これが
京都府立植物園の南門から歩いてすぐ、
つまり鴨川のデルタエリア！
場所的にも
私が大好きなあたりに建ってるんですよ。

地下鉄烏丸線の北大路駅にも徒歩約9分で、
交通の便も相当良いですしね。
散歩好きにもお出かけ好きにもたまらない。

ちょっと行けば一乗寺とかなのも良い。

ちょっとこれ、
ドストライクな人、きっといるはずなんで、
お友だちで好きそうな人に
そっと耳打ちしてあげてください！