
憧れの叔母が暮らすのは“上らない階段”があるお部屋
こちらは過去の物件です。アーカイブとしてお楽しみ下さい。
叔母が引っ越したって聞いて
遊びに行った都心にあるお部屋。
子どもの時から成長した自分を見せたくて
ちょっといいケーキを手土産に。
上品ながらゴージャス
まさにそんな言葉がピッタリだ。
「お茶にしましょ。美味しそうなケーキも」
運ばれてきたのは
薔薇柄のティーカップセット。
添えられた華奢なスプーンは
叔母が昔、イタリアで買ったものらしい。
「色々飾るためだけの階段なの。
面白いでしょ」
そうだ、叔母はこういう
かわいいイタズラが昔から好きなんだった。
棚や階段には
世界中で集めた小物が並んでいる。
「なんだかおばさんらしいお部屋だね」 「そうかしら?最高の褒め言葉だわ」 微笑みながら ティーカップを口に運ぶ叔母を見て やっぱり憧れの人だなと思ったんだ。
文・よしだゆき 街散策とタイルをこよなく愛するフリーライター。元住宅情報誌編集者。築35年の中古マンションをフルリノベして暮らす2児の母。

いま募集中の物件一覧
お部屋探しに!今空いている物件だけを絞り込んで探せます
詳しくはこちら