町を歩いている時に出会ったら、 きっとうれしくなるんだろうな。 京町家の風情を生かした こんなカフェ。

開けると、きっと からからから…と鳴るであろう すりガラスがはめ込まれた 木の引き戸。 何かが始まりそうな佇まいに 胸が高鳴ります。

京都は西本願寺と東本願寺の ちょうど中間あたりに建つ町家です。 かつてカフェをされていたそうで、 そのまま引き継いで 小商いを始めるもよし。

土間のカフェスペースにある 厨房とは別に キッチンがあるし、 お庭の隣にお風呂もあるので 店舗兼住宅にすることも 可能ですって。 やった！

梁を生かした照明や アンティークの建具や家具。 こういうとりあわせが 気分をぐっと上げてくれます。

厨房も、さすが元カフェだけあって 素敵なセンス。 充実した作業台に 型板ガラスがはめ込まれた ウォールキャビネット。 カウンターの中から 「こんにちはー」って 言うのかなって想像しちゃったり。

土間を入ってすぐのお部屋には こんなキッチン。 軽食はカフェの厨房で、 手の込んだメニューは こちらのキッチンで作ったりとか。

さらに奥に 庭が望める6畳の和室が。 はぁ、いいですねえ…！

カフェ、もちろんやりたいけど 自分がお客さんとして訪れたくなる 雰囲気の良さ…！ 縁側であつあつコーヒー。 ボー…ッとできそうでいいな。

階段をトントンと上がると また違った表情で 楽しませてくれます。

カフェの名残がありますね。 扉の格子といい、 アンティーク家具といい、 かわいいったらありゃしませんか。 家具などは相談によっては 残置も可能だそうですよ。

押入れはリノベーションされていて 展示スペースになっています。 たとえば自分が好きな作家さんの作品を 棚にずらり並べて販売スペースにするとか。

ビーズ細工のアクセサリーに アンティークボタンのブローチ。 この雰囲気に似合うだろうな。

6畳と4畳の和室は 仕切らずに利用すると

かなり広々使えます。 焼き菓子と珈琲が愉しめるお店もいいし、 京野菜たっぷりの食事ができる カフェも似合いそうですね。 そして、ときどき小物作家さんによる ワークショップも開催するんだ…。

むふふ、妄想が膨らんでしまいます…。

六帖の洋室は 私の休憩ルームにしようかな。 ランチタイムが終わったら 夜の営業に備えてチルアウト。 作り付けの本棚から 好きな本を取り出して 読みながらウトウト…幸せ。

さてさて洗面やお風呂は 1階のお庭のそばに集まっていて、 廊下に洗面所と

その奥にトイレ。 これならお客さんにも 気兼ねなく 使っていただけそうだ。

お風呂だけは私だけの癒やしの場。 設備も過不足なくいい感じ。 「はぁ〜今日は忙しかった」って つぶやきながら 身体を伸ばしたいものです。

ちなみにこの物件の東側には コインパーキングがあり、 通りを挟んで東側には 現在ホテル建設中だとか。 お店を始めるには 見逃せないポイントでは！？

このチャーミングな京町家を 何色に染めるかは あなた次第！　というわけです。

これを機に、 ずっと思い描いていた 夢を叶えるのもありですね。