コンクリート剥き出しの梁や 無垢のフローリングに 塗装仕上げの、真っ白い壁。

無骨でスタイリッシュな感じ たまらなく、好きです……。

玄関からバルコニーまで 真っすぐにぬける縦長のワンルーム。

キッチンは 間取り図を見ただけだと わかりませんが、 かわいいツリーハウスのように なっているんですよ！

ほら、このように。 出入口はアーチになっています。 あぁ、曲線を 指でなぞり慈しみたい。

赤みがかったいい色の木はラワン材。 デッキライトの灯りと溶け合って 温かみのある雰囲気を 醸し出している。

内部は洗練されたデザイン。 ブラックのIHコンロと スタイリッシュなステンレスのシンク。 そして木とのコントラストが、ラブい。

シンクの対面には 冷蔵庫が置けるスペースがあります。

居室は明るい雰囲気ですね。 吊り下げの灯具デザインも秀逸で、 立体的なコンセントBOXも この部屋にぴったり。 まだオシャレポイントが 隠れているじゃないか？と探したくなる。

「余白を設えた設計」をコンセプトに リノベーションされていて、 あえて扉などは付けない オープンスタイルを取っているのだとか。

オープンのクローゼットに、 アイロンをかけたシャツや お気に入りのアウターを アパレルショップのように、 ディスプレイするのもよいだろうな。

傘付きのペンダントライトが灯ると まるで、オーセンティックなバーみたい…。 夜はゆるりと、お酒を飲んでみたりね。

玄関土間には大きめのシューズクローク。 靴だけではなく小物も収納できる。 大容量のサイズって、 ほんとありがたい……。

サニタリースペースがある扉は、 玄関から部屋までのちょうど真ん中あたり。

シンプルなトイレと洗面台。 木の収納棚にシルバーのタオルハンガー そして、大きめの鏡。 日々を過ごす姿が思い浮かぶよう。

サニタリースペースの右側に ぴかぴかのバスルームがあります。 足が伸ばせそうなサイズだから、 ゆっくりと湯舟に浸かれそう。

両国国技館や相撲博物館など 日本の伝統的な文化が 色濃く残る、両国にあるお部屋。 駅の近くにはちゃんこ屋などの お店もあるそう。

そしてバルコニーからは、 雄大な隈田川が見渡せます。

そんな、情緒のある町に アーチの小屋があるお部屋だなんて、 虜になってしまいそうです。

文・どいまちこ 築80年の古民家に保護猫2匹と暮らすフリーライター。 @machico_neco