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京町家が刻んだ時代ごと住まいに

まるで芸術作品のよう。
かつてこの家に住む誰かが
日常を過ごした痕跡は
時を経てこんなに風流な
情景に変わる。

未改装の物件はどれも
個性的な顔を持っていますよね。

壁ひとつを取っても
まったく違う表情で楽しませてくれる。

玄関から伸びる土間に沿って
居室が3つ並んだ、
京町家ならではの間取り。

ごくり……。
土間から見上げた眺めにほれぼれ。
大きな火袋、垂れ下がる裸電球。
ほんのりと浮かび上がる
タイル張りのレトロな台所。

黒く煤けた土壁もまた神秘的で
ひとつの作品のようですね。
閉鎖謄本によると
大正3年と記されているそう。
ここでせっせと
料理をこしらえていた人は
100年以上の時を経て
この煤が神秘的と称されるとは
思ってもみなかったことでしょう。

こうした痕を、いいね素敵だと
大切に思いながら
広さを活用したリビングに。
はたまた持ち味を生かして
ミセノマを復活させるとか?
なにが正解なんだろうと
悩むのも人生のいろどり。

奥庭にかわいいサイズの縁側。
手を入れて緑を茂らせば
鳥や虫がやってきそうな雰囲気だ。

2階には居室が3つ。
独特な表情を持つのは、
土壁の上に貼られた古い壁紙。
やっぱりアートっぽい。

これは壮観。
天井には立派な丸太梁が
走っている。

梁が見上げられる場所に
寝室をつくって
毎夜ほれぼれと
したいものです。

ほれぼれ、といえば
こうした建具の類も。
糸屋格子にすりガラス、
棚にはモールガラス。

足したり引いたりしながら
経年によって宿った風合いも

次世代へ上手に
受け継ぐことができたら。

という、さまざまな表情を持つ
この京町家は、
1階は約32.82㎡、
2階は23.24㎡という、
実はコンパクトなサイズなのでした。

ひとりで贅沢に改装してもいいし、
二人で「こうしたら素敵だね」と
相談しながら少しずつ手を入れてゆき
好みの家に育てるのも憧れる。

それに、いい場所にあるんです。
石畳が敷かれた路地の奥。
いかにも古都らしい立地。
八坂の塔や高台寺、仁和寺など
名刹からも歩いてすぐの場所。

かけがえのない表情を
今の時代に残すこのお家が、
誰かの住まいに
生まれ変わること、
楽しみにしています。
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