憧れの猫足バスタブ。 手に入れたのなら いつでも愛でて暮らしましょ。 お部屋のどこにいても 猫足を視界に入れて過ごせる 個性的な1LDKのお部屋です。

それはつまりこういうことで。 2つのお部屋を隔てるように 中央にバスルームが存在します。

玄関に足を踏み入れると ダイレクトにリビングルーム。

ということは 「ただいま」の瞬間から 猫足さんと目が合うわけで… なんとも幸福度が高そうです。

照明はシャンデリア。 猫足×シャンデリアとは 世界観の構築に余念がない。 こっくりとしたシックな床の色と クールなコンクリートの壁に ゴージャスな照明が よく映えます。

キッチンには モザイクタイルが貼られていて 主張しすぎない 控えめの色味でありながら キッチンに立つのを楽しみにしてくれる かわいらしいアクセントです。

さてさて… 本命のバスルームを そろそろじっくり見てみましょう。

王道のコロンとしたフォルム、 素晴らしい…！ シンプルなブラックのタイルが バスタブを引き立ててくれます。 バスルームの壁まで コンクリートなのも 部屋と一体感が出て 素敵だなぁ、とほれぼれ。

やっぱり、泡風呂はしますよね！ 壁には馬毛のボディブラシを掛けたり アンティークのソープディッシュを置いたり 夜のバスタイムは アロマキャンドルを灯すのもいいなぁ…。

朝風呂だっておすすめです。 頭上の天窓から 光が差し込んでくるなんて 朝が楽しみで、早起きだって 苦じゃなくなる気がします。

脱衣スペースは バスルームの一角のこちら。 奥のお部屋へと繋がる 通路も兼ねています。

海外ライクなお部屋なので トイレはオープンタイプかな？と 思いきや、しっかり個室。

ほらほら、奥のお部屋からも ちゃんと見えます、猫足さん。 癒しのバスタイムから そのままベッドになだれこんで ごろり…という ゴールデンルートが確保されていて またひとつ、幸福度が高まるのです。

三角になった変形部屋なので 角っこのスペースに ハンガーラックや棚とかで 収納エリアを作ってあげたりすると 有効活用できそうかな、と思います。

こちらのお部屋は エレベーターなしの4階と 少々大変な部分もあるのですが 猫足バスタブにエレベーターなしという キーワードで 矢沢あいさんの漫画「NANA」に出てくる 主人公の2人が住んでいたお部屋を思い出し そこにもまたきゅんと来ちゃったり。

我こそは猫足好き！ 四六時中眺めていたい！という方の 願いを叶えてくれる1LDK。 玄関を開けて 愛しのバスルームに 「ただいま」をいう日々を送りませんか？

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk