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和の美しさを引き立てる、二軒が連なる京町家

この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。

陰翳の中に美しさを見つけることこそ、
ある時代から以降の
“和、固有の美しさ”と考えられています。

でもこれ、私もそうなのですが、
みんなわかっているようで、
実は「はて?」と思っているのでは?

しかしですよ、
この物件は、あっと言う間に
その陰翳の美しさの世界に
連れていってくれます。


強い光で隅々まで照らして
室内や装飾やらを見るのでなく、
仄暗い室内でその素材の質感、凹凸、
湾曲の美しさを楽しむ。
それが陰翳の美。

ほら例えば和の陶磁器ならば
そっと床の間に置くと
あまり光のあたらないところと、
さらにあたらないところと。
その中で微かに光を反射する釉も
背後にできるその影さえ美しい。

それはなにも
陶磁器で作られた
茶器や花器なんかに限られた話でなく、
竹で作られた花生けや
掛け軸や襖や障子なんかもまた、
和建築によって生まれる
陰翳の美しさを標榜し、
美しさが育まれてきた
品々と言えるだろうと。

そうやって育った美しさ、
文化に応えるべく、
共に進化してきたはずの和建築は
数百年に渡って練り上げられてきた、
まさに叡智の結晶と言えるだろうと。

そう、言うなれば和建築は
和の美しさを支える土台であり舞台。


その暗さこそ真髄。

そこには侘びも、寂もある。

それらを十分に心得た上で、
更に現代の美意識で
ほんのわずか洗練させたようなこの物件。


この美しさを楽しんでもらえる人に
暮らしてもらいたい。


そんなこの物件の特徴は間取り。

京都でなら見かけるこのスタイル。

通りに面する二つの入り口。

片方は手前の建物の玄関で、
もう片方は路地への入り口。
その路地を抜けると
もう一軒のお宅へたどり着ける。

そしてその二軒は
中庭に渡る外縁で繋がり
容易に行き来できる。
実はこの両物件は建築年が異なり、
それぞれが独立した住居として
作られているのです。

なので、
それぞれ水回りがあり
二つ別の世帯が独立して暮らすことができ、
また、その関係性によっては
二世帯住宅的に利用も可能。

面白いでしょう?

それと特徴はもう一つ、
本当の意味で
古い京町家ではあまり多く見かけない
広めの空間があるということ。

間を遮る襖を開け放つことなく
13畳以上の空間を
複数有するのは珍しいのでは?


という、丁寧に作られた、
興味深くも美しい物件が
売りに出ております。

二軒まとめてで売値がこれだと考えるならば
お得感を感じるのでは?と思います。

ぜひ、ここでの暮らしを楽しめる方と
この物件が
幸せに出会えますように。
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