なんか、未来的！ レトロフューチャーともいうのかな。 子どもの頃に思い浮かべてた 未来なお部屋だ。 幼心に憧れていた 「かっこいい」を思い出して、 胸にキュンと愛おしくなる！

1994年に建てられたこちら、 外観もユニークですよ。 三角四角を組み合わせた凝ったデザイン。 いいなあ、90年代な建物だ。

きゃあ！このロビーを見て！ すいっと現れたピンクの三角が かわいいったらありゃしませんか？

空色とピンクのタイルもいいな。 当時でも稀だったと思われる色使いは、 今だと、なおさら新鮮かも。 ポップで楽しくて 階段を元気に上がれるイメージ。

お部屋は納戸つきの 1LDKメゾネット。 納戸も気になるところですが、 まずはリビングから見ましょうか。 この後に続く写真は、 4階の同じ間取りのお部屋のもので、 実際とは一部仕様や色が 異なる場合があるそうです。

おお、やっぱりかっこいい…。 コンクリート打ちっぱなしに スケルトンの階段。 窓にはブラインドがあり、 天井の照明も、間接照明風でイイ！

バルコニーには 青い三角形があしらわれている。 並んだ正方形もキュートだなあ。

バルコニー側から見ると お部屋の広さがよくわかりますね。 リビングの扉も 外観と同じテイストでおもしろい。 ダイニングテーブルを置くなら、 ガラスや金属が使われた モダンなデザインが 相性良さそう。

あ、天井のあんなところにも ピンクの三角形が飛んでいる。 気持ちを上向きにしてくれてるような 小気味のいい、明るい三角。

そして、2階へあがると この未来感。 テクノミュージックが 聞こえてきそうな気がするのは 私だけかしらん…。

光り輝くこの照明が 未来っぽくっていいんです。 何かが始まりそうな 明るく華やいだ気持ちにさせてくれる。

さらに盛り上がるのがこの納戸。

開けたら、どーんと4.5帖。 お洋服や荷物を置いても ずいぶん余裕がありそう。 もし、私が住むなら、 リバイバルブームが来つつある 80年代や90年代のグッズを コレクションして、 これでもかと飾る プチギャラリーにするんだけどなあ。

水回りもおしゃれですよ。 トイレは洗面室と一緒になった アメリカンセパレートタイプ。 こちらの壁にも、 ピンク色のアクセント。 浴室はスケスケのガラス扉で 開放的かつホテルライク。

共有部の階段に似た 市松模様のタイル壁も 飽きが来ない意匠です。

玄関扉は銀色で クールな雰囲気が漂いますね。

一人暮らしなら余裕の広さ。 二人暮らしでも、楽しそう。

東三国駅から歩いて2分と便利よく、 お家賃も魅力的。 90年代に青春時代を過ごした世代には ちょっぴり懐かしくって、 若い世代には逆に 目新しいであろうこちらで、 あの時代を満喫してみるのは いかがでしょうか？

文・葱山紫蘇子 劇団維新派→色々→介護業を経験。漫画と建物と書き出し小説が好きな4人の子を持つ大阪のシングルマザー。 @sisokoex