お願いっ！神様、熱海にシェア別宅という選択肢を

過去物件公開2021/10/27 最終更新2022/3/23

こちらは過去の物件です。アーカイブとしてお楽しみ下さい。

ここ最近、特に移住者や若者たちを中心に町に賑わいが戻り、にわかに活気を取り戻しつつある熱海。

そんな熱海に一棟の小さくかわいいビルがあります。

このビル、とても素敵だなと以前から私も気になっていたんです。

坂の多い熱海らしく、表側からだと３階建に見えますが、建物の裏手にまわると、下にもう１フロアあるのが分かります。

そう、このビルは三角形をしていて、地上３階地下１階の四層構造なんですよねー。

ちなみに二階三階は同じ間取り。

そしてまずなにより真っ先に注目すべきは一階でしょう。

雑貨屋さんやお菓子屋さんくらいなら開けそうなちょっとした広さのお店スペース。

そのお店スペースと階段室は分けられそうなので、独立性が高めで使い勝手がきっと良い。

奥にあるトイレもきれいになっているので、お店に来られたお客さまにお貸ししても全く恥ずかしくない。

そして、表の通りに面する扉にはかわいい木製のドアにアイアンの取手。

扉にはガラスがはまっていて街に開かれている感じもいい。

ここをどう使うか…。ひとまず他のフロアを見てから考えますか。

ということで地下に降りてみると、ここが地下とは思えないくらいに明るいLDKが広がっていて

小さな三角形のお風呂も付いてて

一階と地階でじゅうぶんに暮らせる。

しかも地階のキッチンは結構大きめ。

なんとシンクは二槽ですよ！飲食店の開業の時にも多くの地域で二槽シンクが必要になるのですが、それに対応できるくらいってこと。

ということは、この地階を厨房にして、一階を客室にしてちょっとした飲食店をできたりするのかな？とか。

ちなみに掲載元のマチモリ不動産さんも

そういった使い方もいけそうな感じで書かれているので… 相談してみてください！

と、ここまで言っておいてなんなんですが、でもしかし、ですよ。マチモリ不動産さんも言及しているようにワンフロアがあまり広くないので、一つだけの事業（飲食のみ）に “専業”をするより、もう一つ二つ何か… 収入の柱があると嬉しいじゃないですか？

なのでほら、「古本とカレーの店」とか、「多肉植物と雑貨と焼き菓子の店」とか、最高じゃないですか？

まぁそれでも安定的な収入としてはちょっと心許ない。

ということで二階三階ですよ！

上階の２フロアとも和室でこの感じ。

短期だけでなく、中期の滞在も問題なさそう。

なので、この二つのフロアを「シェア別宅」と名付けて、シェア別荘の要領で貸し出すのはどうでしょう？

各戸に玄関扉があって独立してるようですし

小さいながらもそれぞれのお部屋にキッチンと

それからトイレもあるのです。

お風呂は地階のを使うのもいいですが、せっかくの温泉街なので毎日温泉三昧でいいかなって。

ほら、たとえばですよ？二階で目覚めて、自室のキッチンで簡単に朝ごはんを作り、一階の「古本とカレーの店」でパソコンかたかたやって、お昼時になったらカレー食べにきたお客さんに席をゆずって、自分は近所のお気に入りの定食屋でご飯を食べ、午後は町のお気に入りの喫茶店で仕事したり、二階の自室空間でミーティングもできる。そして仕事終わりに温泉に出かけて、一杯ひっかけて帰って来て、ぐっすり眠る。

そんな滞在しながら仕事するの、最高でしょう？！

そういう暮らしをする人を熱海に取り込む為にも、やっぱこの物件は「シェア別宅＋カレーと古本の店」的サムシングがビジネス的にも町のためにも最高だと思うのです。

どうですか？

リモートワークもノマドワーカーも少しずつ増えて、二拠点居住も市民権を得てきてますし、いいんじゃないですかね？

熱海は都心からの距離もほど近く、町の雰囲気も良いし温泉もいっぱいあって、のんびり滞在するのに最適な場所。

熱海には人気の guest house MARUYA もありますが、 https://guesthouse-maruya.jp/

それでも旅人と毎日ワイワイでもないなぁという少し大人なビジネス系の人にとっては、そろそろシェア別宅とか欲しいんじゃぁ？と。

お洒落にバッチリとリノベされた物件やつるつるピカピカな出来立ての物件よりも、どこか味のある、人の営み、息遣いを感じるようなこういう建物で