扉を開けた途端、目の前に広がる
空間に思わず息を飲んでしまう。
レンガ、コンクリート、無垢、鉄…
色んな素材が使われながらも
うまく調和し合い、

醸し出されるクラフト感、
ざらついたアンティーク感、
引き込まれる強い世界観。
（図らずも韻を踏んでしまった）
海外の屋根裏部屋っぽさもあり
ミュージカルが始まってもおかしくないな。

長い「く」の字型の広々キッチン、
思わずリズムを刻みながら右左、
あっちで切ってこっちで炒めて…
華麗なる日常を送れそうだ…。

あ、かわいい手書きの間取り図。
部屋の形だってほら、
こんなに個性的で、
まさにスーッと流れるような
生活動線が想像出来る。
食べて、寛いで、風呂入って、寝る…
…んん？！ちょっと待て！

真ん中に鎮座しておられる
あの黒いフレームのガラスの箱。
うわぁ、部屋の真ん中に
まさかのスケスケ風呂！

しかもですよ、カクっと
玄関から丸見えでない所にあるってのは
設計者の気遣いではないか…
などと思ってしまうわけです。
いくら仲良しふたりぐらしでも
玄関開けて、わっ入浴中！って
ちょっとびっくりしちゃう。

バスタブもスタイリッシュだし
レインシャワーまである。
ああ、壁も良い色！
しかもこう見えて浴室乾燥機付き。
優秀すぎやしないか。

こんな洗面台、見たことない。
トタンのケース？に板をくっつけたような
唯一無二なデザイン。
真鍮の蛇口の位置も面白いぞ。

離れて見ても、レンガにランプ、
インダストリアルな雰囲気が
うっとりするほどかっこいい。
それでいて小物もバッチリ置ける
スペースがあって実用的。

バスルームによってゾーニングされた
窓側のスペースはベッドルームに。

窓の向こうは善福寺川。
朝起きて、窓開けて、目の前に川。
って、ひとつの憧れ。

これはもうドラマの世界だ。
この主人公の部屋、
オシャレすぎて何なの？

こんな家、どこにあるの？って
思っちゃうような部屋が、
まさにここにあった。あるんだなぁ。

流木に無造作に垂れ下がるランプたち。
向こうの白い扉は、クローゼット。
生活感溢れるものたちは
全部そこへしまってしまおう。

木×鉄、の組み合わせ、大好物。
これだけ出来上がった世界なら
逆に今までの持ち物を見直して
削ぎ落とすorリニューアルするチャンスかも。

しかも、ペット可ですと…！
西荻窪という魅惑の街のリバーサイドで
ドラマチックな毎日を送る、
with気まぐれ美人猫、みたいな。
まさにドラマの主人公のような
暮らしを手に入れる、チャンスですよ。