ゆるがない幸せがただ、欲しいのです。
大好きな歌の、そんなフレーズを
ふと口ずさんでしまうような
おうちに出会ってしまいました。

すこんと突き抜けた青空バックの
平屋さんは、のどかで平和そのもの。
夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが
揺れてたら素敵だなぁ…！

家の前は広いお庭があって、
敷かれた枕木やレンガ、
手作り風な花壇にこだわりを感じ
わさわさ緑に和みます。
ハーブや香草を色々植えたいな。
ラベンダーは外せない。

直線が気持ちよいスッと整った玄関、
天井まで伸びる棚は
かなりの収納力！
靴以外にも色々しまえそう。

やだ、間取り図もかわいい…
玄関入ってすぐにある「ホビールーム」
気になる気になる！
三畳の畳の間も気になるし、
ちょっとした縁側にウッドデッキまで！
小さなおうちに詰まったワクワクに
期待大ですよね。

では、ホビールームからお邪魔します。
おお、こっくり深い色味の板張りが
なんとも渋くて素敵。
アンティークなライティングデスクに
ポッと灯るオレンジのライトがお似合いです。

そして上を見てズキュン。
なんて素敵な六角形！

クラシカルとワイルドの調和。
なかなかのこだわりを持って
つくられたことがわかります。

ここでギターやベースをいじったり
つま弾く姿が想像できるけれど
どんな趣味部屋として使われていたのかな。
カーテンの向こう側の独立したキッチンは

どこか懐かしくて、落ち着く雰囲気。
シンク下は十分な収納があるし
出窓や、上のオープン棚には
見せてもOKなキッチングッズやカゴで揃えたい。

廊下を挟んだリビングは、
ああ、なんてかわいい…！
幸せな食卓風景が思い浮かんで
もう、それだけでおなかいっぱいよ。
漆喰の壁に、ぽこっと設けられたニッチには
一輪挿しに道端の小さな草花や
日常のスナップ写真なんかを飾ってさ
日々の小さな幸せを噛み締めるんだ。

白い優しい壁には
ドライフラワーもお似合いだね。
キラキラした葡萄のようなビーズの
ライトは見るたびに胸きゅん。

あらやだ！猫ちゃんが欄間から
こんにちは…！！
なんとこちら、猫用ドアもあるそうですよ。
うれしい…ありがとう…
猫との幸せな日々も考えてくれて。

リビング横の畳の間、
きっとそのままでも
ソファを置いても
ちょうどいい寛ぎスペースに。
南向きの窓からはきっと
お日様さんさんと入るだろうから
猫ちゃんとゴロゴロひなたぼっことか、
考えるだけで胸いっぱいだ…！

ここから繋がる縁側、
ちょっとだけでもとっても嬉しいスペース。
左手はウッドデッキから庭へ、
右手は寝室へと続きます。

押入れの襖を外して
ベッドを入れ込むというアイディア！
気持ちよくはまってますねぇ。

あー、電気を消して
ほんのり暗いのも、寝室にはちょうどいい。

トイレは白い漆喰の壁に水色タイルで
レトロな和み空間に。
今では珍しい汲み取り式なんですが
便座が取り付けられてるし
明るくて清潔感あります。
ここに住んでおられたご夫婦は
リフォーム予定だったのが
自分たちには不自由なかったので
そのままにしたとのこと。
下水道は通っているので
改修工事することもできるそうですよ。

お風呂は手を入れておらず、
昔ながらの玉石タイルが懐かしい
なんて広い洗い場スペース！

庭の片隅にはプレハブ小屋もあって
収納には困らなそうだし
荷物がそんなになければ
窓もあるから、離れ感覚で
ちょっとした部屋としても
使えるかな？楽しそう！

目の前に広がる
金色の小麦畑を眺めて、
訳もなく泣きそうな気持ちが溢れて
後ろから「今夜、豚汁とカレーどっちがいいー！」
って声で我に帰って
「豚汁ー！」って答えたりしてさ、
この暮らしが奇跡みたいに思えて
小さく思える幸せは
結局大きな幸せなんだなとか
考えたりしてさ、

思い切って都会を離れて
君とふたりでここに来て良かった、
なんて噛み締めるんだ。
…おっと、妄想が過ぎました…
あまりにも美しい光景だったもので、つい。

向こうに山もあれば
近くに川も流れてる。
場所は香川、うどん県！
こんな雄大な自然の中で
日々の色や風景に感動しながらの
暮らしは、小さく慎ましいながらも
この上ない幸せなのでは…
なんて思うのでした。