これは素敵な仕切りです！ 視線の抜ける本棚で、 おこもり加減は調整可能。 窓が斜めなのも良いな。

すこし角度が振られていて、 篭った時には視線の向きが変わり 一気に寛ぎモードへ移行する。

三角の形の空間で、 ベッドルームにはならないところが 逆ににくいなと思うのです。

あくまでチルアウト専用。 昼寝はありだけど、 がっつり寝はできない事が 逆に贅沢というか。

ちょっと奮発して 納得のいく椅子を用意して 「もうここに入れば無敵なの」 ってくらい思い切りリラックスしたい。

完全に仕切られた別の部屋だと、 そこで新しい世界が始まってしまうから 意識はあくまで日常と連続したままの この距離感がいい。

反対側をみると ぬくもりのある 木枠の扉や、 キッチンと繋がる 室内窓もありますね。

ワンルームとはいえ、 いやワンルームだからこそ、 各々の部屋の繋がりが 大切にされています。

キッチンにいても 自然光が入ってきて 料理の時間も晴れやかに。

大きなシンクで 豪快な洗い物もなんのその。 正方形の白タイルと ちょっとした棚も良いな。

お部屋と同じフロアが すっと玄関まで伸びている。

ゆったりめの玄関で 良いんじゃないでしょうか。

ストライプ のクロスで 遊びごごろも感じるトイレと、

こちらはぴたりと納まる洗面台。 三面鏡のようになるのかな。 便利そうで何よりです。

お風呂は浴室乾燥機も ついているみたい！

大きな道沿いの建物なので、 室内で乾燥できるのは良いですね。

帰ると同時にグリーンが お出迎えしてくれる。 どこか静謐な空気感が漂います。

普通のワンルームに 少しだけ空間を追加しただけで、 一気に豊かな毎日が目に浮かぶ。 想像しただけでもワクワクするのに 実際に住んでみたらどんなだろう。

文・つづきもとふみ 街を歩きながら生活を想像するのが好きです。建築設計事務所と観葉植物屋を営んでいます。@Motois1 mid-ry