まだ何色でもない家を、どう染めよう。どう愛でよう。
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
ぬお、迫力のある 木のたたずまい…! あえて木そのものを オープンにしているの? 物置スペースとしてどうぞ、 ということかしら…? と、あまりにも 絵になるものだから つい思ってしまいましたが まったく違いました。 なんと、なんと… どーん!スッケスケだ! こちらの物件、なんと 自分たちの手で物件を 仕上げることができる DIYハウスなのです。 難しい下地の部分は 専門の方が丁寧に 手を入れてくださるので、 自分たちで行うのは 壁や床の仕上げの部分。 「素人がやったらそもそも 家が崩れてしまうのでは…」と 心配する必要はありません。 クロスの色はどうしよう? 床を無垢材にしても きっとすてきじゃないかなぁ、 いやいやクッションフロアも… なんて、たくさん迷うのも きっと楽しいでしょうね。 スケスケゆえに すべてがひとつなぎの お部屋に見えてしまいますが、 そんなことはありません。 1階は書斎とリビングダイニング、 2階は6帖と4.5帖のお部屋がふたつ。 トゲのない暮らしやすそうな間取りですよ。
「洋室」とも「和室」とも まだ言えないのがおもしろいな、 暮らす方によって変わりますものね。 断熱材やクロスなどで まだ肉付けされていない、 物件の骨組み。内緒の姿。 本当に見ていいのですか、と ちょっとドギマギしちゃいます。 まだ何色にも染まっていない家。 自分色に染めていいなんて たまらなく贅沢ではありませんか。 私の色に染まるのですよ…と 腕をむんと組みながら、 天井を見上げちゃったりして。 はたまた2階から 下を覗いちゃったりして。 「どんな色がいいか、 どんなものを使ったらいいのか 自分たちではわからないかも…」と 心配している方、ご安心ください。 物件の掲載元の 「CONTEMPORARY COCOON ROOM 702」さま (このお名前かっこいいですね…) からも、材料のご提案やアドバイスを していただけるそうですよ。やった! 「ここのクロスは青がいい。 あぁでも黄色もすきだし、 うーん緑や赤もいいかも~!」と はしゃぎまわる欲張りな心も、 プロの方のアドバイスで きっと冷静さを取り戻せる。かも。 お庭にはデッキがあるのですが、 そこの作業も自分たちで行います。 道具と材料は、うれしいことに 工務店の方が支給してくださいます! さらにはデッキを作る指導も 1日たっぷりしていただけるそうで… 至れり尽くせり、感謝の極みです。 場所は京都市「一乗寺駅」。 閑静な住宅街の中にあるので、 ご家族でお住まいになるにも ぴったりではないでしょうか。 9月18日(土)・19日(日)・20日(月)で オープンハウスも開催予定だそうです。 「家はとことん自分好みにしたい!」と こだわりをお持ちの方、ぜひとも! 掲載元の情報をご確認のうえ、 足を運んでみてくださいね。
文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana