一歩足を踏み入れて、
ふぁぁ…！と息を呑むと同時に
そのまま深呼吸をしたくなるような
清々しさあふれる大空間。

玄関からして、ほら、
木の良い香りがしてきそう。

チャペルを彷彿とさせるのは
この天井高に、
ドンと立つ十字の柱のせいかしら。
天窓と上部の大きな窓から
たっぷり陽射しが降り注ぎ
ふんだんに使われた杉の木が爽やか。

最初、間取りを見た時に
「アトリウム…とは？！」となったのですが
自然光を取り入れた吹き抜けの空間、
広場のことを言うそうで

なるほど、このタイル張りスペースが
家の真ん中の「アトリウム」。
大きな杉の柱に、丸太のベンチ…
いい！すごくいい！
そこを囲むように
部屋が配置されているのも
とっても魅力的。
和と洋のいいとこどりみたいな空間は
仕切りがドアではなく障子のお陰で
光も風も優しく通り抜けていく。

木製のファンがくるくる回り、
あ！2階には憧れの室内窓まで…！

アトリウムとはまた別に
リビングダイニングがあり
キッチンは対面式、

リビングから
小上がりの和室へと続きます。
寛ぎスーペスがたくさんあるな…。

アトリウムを囲む
他の部屋をのぞいてみましょう。
6畳の和室、
ルーバー状の天井の上に
障子の窓が見えるという
ユニークかつ
圧迫感を感じさせないつくり。

もうひとつの和室も
天井の表情がいいですね。
床の間に窓があったり
従来の和室のイメージを覆す
明るくスマートな印象です。

これまた木の良い香りがしそうな
洋室はドアを閉めると
落ち着いたおこもり感。

独立した納戸は
防虫などの効果も期待できそうな
桐で囲まれた贅沢なつくり！

右手の廊下を進むと
サニタリースペースへと繋がります。

トイレの壁や床は竹だそうで
スペースごとに素材を分けるこだわりよう。

ちょっとした部屋かしらってくらい
ゆったり広々した洗面所、

お風呂もこの通り、
優しい癒しのカラーに囲まれて
足をグーンと伸ばして入れますよ…。

さてさて、室内窓があった2階のお部屋！
木の三角天井で屋根裏感があって
とってもかわいい。
そう、こんなお部屋、憧れだった…！

そして、家の中だけじゃなく

アプローチからして
おしゃれな上に

4台以上停められる駐車場、

お庭もびっくりするほど広くて
ちょっとした畑もあるんです。

モネ？というような
蓮の浮く池までありますよ。

それぞれの気配を感じつつ、
または顔を合わせて、
それぞれのスペースへ。
家族みんなが自然と集いそうな
憩いと寛ぎのアトリウム。
こんな家に住んでたら、
喧嘩も少なくなりそう…
子どもの反抗期もゆるーくやり過ごせそう…
なんて考えてしまいます。

時にはテラスでご飯食べたり

開放感抜群の庭で
畑で採れた野菜を使って
庭でBBQしたり…。
なんだか、どこもかしこも
溢れんばかりの「ゆとり」のせいで
のびのび寛ぐ楽しげな
イメージばかりが浮かぶのでした。
のんびりした空気の中、
真ん中にアトリウムがあるおうちで
田舎暮らし、なんとも憧れです。